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Dragon's Jazz Corner


Heads Of State (grp)


*HEADS OF STATE / SEARCH FOR PEACE
gary bartz(as), larry willis(p), buster williams(b), al foster(ds)
2015/Smoke Sessions Records/

1 Impressions (J.Coltrane)
2 Uncle Bubba (G.Bartz)
3 Search For Peace (McCoy Tyner)
4 Capuchin Swing (J.McLean)
5 Soulstice (G.Bartz)
6 Crazy She Calls Me (C.Sigman/B.Russell)
7 Summer Serenade (B.Carter)
8 Lotus Blossom (B.Strayhorn)
9 I Wish I Knew (H.Warren/M.Gordon)

「HEADS OF STATE」・・・あれ〜、こんなグループがあるのかと思いました。
ゲーリー・バーツ(as)、ラリー・ウィリス(p)、バスター・ウィリアムス(b)、アル・フォスター(ds)がメンバーです。
私にとっては懐かしい名前と顔です・・・ちょっと重たい気もするけど・・・
裏を見てみると「Impressions」が最初に入っていたので決まりです。
私はコルトレーンのこの曲が入っていると必ず買うことになります。
もっともこのメンバーなら間違いないと思いましたが・・・。

全9曲はトレーン、マッコイ、マクリーン、ベニー・カーターの曲が取り上げられていました。
その他バーツが2曲、スタンダード3曲の構成です。
予想通り、がっちり、ずっしりとした重厚なサウンドを聴かせてくれました。
バーツの枯れてかすれた感じのアルトの音色がいいです。
ウィリスのマッコイライクなピアノ、バスターはエレキとアコースティック・ベースの両刀遣いか、
フォスターの堅実かつ確実なドラミングも聴きどころになりました。

ベストはオリジナルの(5)「Soulstice」かな・・・バーツ、ウィリスが軽快に飛ばします。
マクリーンの(4)「Capuchin Swing」(お猿ジャケで有名)も面白かったです。
手慣れている感じで、これを聴いているとコルトレーン〜マクリーン〜バーツの流れもあったと思います。
スタンダードの(6)「Crazy She Calls Me」ではバーツのバラード奏法が満喫出来ました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系