[トップページ]



Dragon's Jazz Corner

Harumi Monoto 野本晴美(p)


*HARUMI NOMOTO TRIO / BELINDA
野本晴美(p,elp)、 安東昇(b)、 吉岡大輔(ds)
2007/BQ Records/

全曲、野本晴美さんのオリジナル。
ピアノやフェンダー・ローズを駆使して現在の野本さんの方向性を出しています。
バックは安東、吉岡という強面のメンバーです。
野本さんはイメージとは違って硬派なピアニストです。

(中間系)



*HARUMI NOMOTO TRIO / ANOTHER ORDINARY DAY
野本晴美(P)、 塩田哲嗣(b)、 トミー・キャンベル(ds)
俵山昌之(b)(5,7)、 江藤良人(ds)(5,7)

2002/VENUS/

2002年に発売された売れっ子ピアニスト、野本晴美さんの初リーダー・アルバムです。
全8曲はオリジナル5曲、スタンダード3曲の構成です。
2セットのトリオが聴けるのも嬉しい企画だと思いました。
塩田哲嗣(b)さんとトミー・キャンベル(ds)、もう一方は俵山昌之(b)さんと江藤良人(ds)さんです。
共に重量級メンバーが選ばれたと思います。
なぜなら野本さんのタッチは力強くガチッとしているので軽快な雰囲気は似合いません。
デューク・エリントン(p,com)は当然としてセロニアス・モンク(p)やマッコイ・タイナー(p)の影響が大きいです。
解説の中で野本さんからソニー・クラーク(p)の名前が出ていたのも面白かったです。

全体的にやや硬さが感じられますがフレッシュでストレートなピアノ・トリオを聴くことができます。
ちなみに2007年の2ndリーダー・アルバムも安東昇(b)、吉岡大輔(ds)というごついメンバーでした。
海野俊輔(ds)さんの「Beautiful Friendship」に客演した野本さんのプレイは素晴らしかったです。
この「Beautiful Friendship」は2008年の「みんなのベスト3」に選びました。

(中間系)