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Harri Ihanus (g)


*HARRI IHANUS QUARTET / EYE OPENER
harri ihanus(g)
jerry bergonzi(ts), filip augustson(b), jukkis uotila(ds)
2004/SPICE OF LIFE/

1 Walking Max
2 Skating In Spanga
3 Company
4 Eye Opener
5 Sudden Discovery
6 Take The Greenline
7 Lillhuset
8 Coming Up
9 The End


ハリー・イハヌスはスウェーデン出身の40歳のギタリストで私は初めて聴きました。
ギターのアルバムは久し振り、ここにジェリー・バーゴンジ(ts)が参加していなかったら買わなかったです。
これはイハヌスの初リーダーアルバムだそうで全9曲は全て彼のオリジナルで占められています。
スタイルとしてはジム・ホール(g)とジョン・アバークロンビー(g)を思い浮かべてくれれば分かり易いかもしれません。
ガンガン弾くというよりじっくりとメロディを聴かせるタイプのプレイヤーです。
ジェリー・バーゴンジは無骨で豪快、ゴリゴリ奏法ですが実は表現力も豊かなプレイヤーで魅力があります。
独特の感性を持ち、なんか心に残るユニークなサックス奏者なので私はいつも注目しています。
最大の聴きどころはギターの柔とサックスの剛の組み合わせ、(3)、(4)のバラードなどお薦めです。
ギター・トリオがバックのサックスのワン・ホーン・アルバムとしては一級品です。
メンバーのバランスも良く、秋に向かってじっくりとジャズを聴くには最適の作品だと思います。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)