[トップページ]




Hans Ulrik (sax)


*HANS ULRIK QUINTET / SLOW PROCESSION
hans ulrik(sax,afl), kasper tranberg(tp),
eivind aarset(p), anders jormin(b), audun kleive(ds)
2009/Stunt Records/

デンマークのハンス・ウルリク(ts)を聴くのは2枚目になります。
前回は5年程前、スティーブ・スワロー(b)とヨナス・ヨハンセン(ds)とのピアノレス・トリオでした。
今作はギター・トリオをバックにトランペッターを起用したクインテット編成です。
全て自身のオリジナルで占められ、特徴的なのは電気的な音作りと多重録音です。
ホワァーン・ホワァーンとしたサウンドは心地いいような悪いような、どちらにもとれる印象があります
この間延びしたのんびりとしたサウンドに癒される人もいると思う。
ウルリクは一体どういうプレイヤーなのか?・・・軟らかいのか、硬いのか。
狙いは電気マイルス路線か・・・分からないのは癪だけど私はこういうのはイマイチです。

(まじめ系)




*HANS ULRIK TRIO / TIN PAN ALIENS
hans ulrik(sax), steve swallow(b), jonas johansen(ds)
2005/STUNT RECORDS/

管楽器のピアノレス・トリオは演奏者の実力がもろに出てしまうのでなかなか勇気がいることだと思います。
モダン・ジャズ・ファンの中でも、特にこだわりのリスナーが好む編成でもありますね。
スティーヴ・スワロー(b)、ヨナス・ヨハンセン(ds)をバックにハンス・ウルリク(sax)は期待に十分応えてくれています。
全12曲は全てメンバーのオリジナルで演奏時間は5分強までと比較的短いです。
その分中身が濃く充実した内容になっているので3人のコンビネーションを楽しむには最適のアルバムです。
デンマークのスタント・レーベルは私と相性がいいのでほとんど外れはありません。

(まじめ系)