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Gordon Beck (p)


*GORDON BECK TRIO / APPLEBY BLUES
gordon beck(p), jeremy brown(b), tony levin(ds)
2007/ART OF LIFE RECORDS/

イギリス出身のベテラン・ピアニスト、ゴードン・ベックの新作ライブ盤です。
ベックはフィル・ウッズのヨーロピアン・リズム・マシーンのピアニストとして知られています。
しばらくご無沙汰していましたが2005年に出した「Seven Steps To Heaven 」が良かったです。
ゴードン・ベックも若い頃は突っ張らかっていて色々をむずかしい事もやっています。
そんな経験を通り抜けているので彼のピアノには味わい深いものがあります。
ヨーロッパの流麗な伝統を保ちながらも鋭い切れ味や力強さもあります。
ライブ盤ということで1曲1曲が比較的長いですが刺激的なピアノを存分に楽しめます。
惜しむらくは録音のバランスがあまり良くないことです、ドラムがちょっとうるさく感じました。
ソロ・ピアノでも面白かったのではないでしょうか。

(中間系)




*GORDON BECK QUARTET / SEVEN STEP TO HEAVEN
gordon beck(p), bruno rousselet(b), philippe soirat(ds)
pierrick pedron(as)(2,3,6,7)
2005/ART OF LIFE RECORDS/

1 Backwards Bop
2 Gone With The Wind
3 Juju
4 Isotope
5 Quiet Now
6 Solar
7 Seven Steps To Heaven


これはいいです、私は出だしの一音でグイと引き込まれてしまいました。
持っている雰囲気が抜群で、「あー、ジャズだなあー」と思いました。
イギリス出身のゴードン・ベックの名前をご存知の方も多いと思います。
そう、あの”フィル・ウッズ&ヨーロピアン・リズム・マシーン”で活躍していましたね。
フランクフルトでの「フリーダム・ジャズ・ダンス」が忘れられないファンも多いことでしょう。
これは多くを語る必要はありませんね、聴いてもらえればその良さは一目瞭然です。
選曲良し、内容良しのお薦めのフランス盤です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)