[トップページ]



Dragon's Jazz Corner

George Robert (as)


*GEORGE ROBERT & KENNY BARRON / PEACE
george robert(as,ss), kenny barron(p)
2003/DIW/

このジョージ・ロバート(as,ss)とケニー・バロン(p)のデュオ・アルバムはいいです。
全9曲はオリジナル4曲、スタンダード5曲の構成です。
ジョージ・ロバートはスイス生まれでフランス語読みではジョルジュ・ロベールになるそうです。
チャーリー・パーカー(as)〜フィル・ウッズ(as)系の美しい音色とメロディ・ラインを持っています。
ケニー・バロンも現在、最も精力的に活躍しているピアニストと言えるでしょう。
この両者は以前にも共演しているので気心も良く知れていて、
スムーズかつ感動的な演奏を繰り広げています。

「I Don't Know What Time It Was」、「Softly As In A Morning Sunrise」、
「Soul Eyes」、「Blue Monk」、「Round Midnight」

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]

(中間系)




*GEORGE ROBERT & PHIL WOODS / SOUL EYES
george robert(as), phil woods(as),
kenny barron(p), rufus reid(b), alvin queen(ds)
2000/MONS/

師弟関係にあると言われるフィル・ウッズとジョージ・ロバートの共演ライブ盤です。
ジョージが在住するスイスにフィル・ウッズが訪問して吹き込まれました。




*GEORGE ROBERT / INSPIRATION
george robert(as)
kenny barron(p), rufus reid(b), kenny washington(ds)
1999/TCB REC/

こちらはスイス出身のアルト奏者、ジョージ・ロバートの作品です。
全8曲はオリジナル6曲、その他2曲の構成です。
私は初めて聴きました。
チャーリー・パーカー〜フィル・ウッズ系の主流派プレイヤーですね。
アメリカのバークリーに留学、ニューヨークで活躍していたそうです。
トム・ハレル(tp)やクラーク・テリー(tp)と共演していたとのことですが私は知りませんでした。
ここではケニー・バロン・トリオをバックにオーソドックスなジャズを聴かせてくれています。
ケニー・バロンがバックだと買い安心感がありますね。
そう思わせるだけでもホントに大したもんですよ。

「You Don't Know What Love Is」、「East Of The Sun」

(中間系)



*GEORGE ROBERT / LOOKING AHEAD
george robert(as)
dado moroni(p), reggie johnson(b), peter schmidlin(ds)
1989/TCB/

スイスのジョージ・ロバートのワン・ホーン・アルバムです。
ピアノはイタリアの才人、ダド・モロニ。
全7曲はオリジナル3曲、その他4曲の構成です。
エネルギッシュで情熱的なアルト・サックスを聴かせてくれました。
1曲目にジョージ・コールマンの曲がきているところにこだわりを感じます。
つまり、「当たり前じゃないんだよ」と言っています。

「Along Came Betty」、「Star Eyes」