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Fred Hersch (p)
*FRED HERSCH TRIO / WHIRL
fred hersch(p), john hebert(b), eric mcpherson(ds)
2010/Palmetto/
1 You Are My Everything
2 Snow Is Falling
3 Blue Midnight
4 Skipping
5 Mandevilla
6 When Your Lover Has Gone
7 Whirl
8 Sad Poet
9 Mrs.Parker Of K.C
10 Still Here
フレッド・ハーシュ(p)を聴くのも久し振りです。
独特の感性と味を持っているので面白いピアニストだと思います。
CDの収録曲からそのプレイヤーのこだわりを予想することができますね。
(3)「BLUE MIDNIGHT」はビル・エバンス・トリオのポール・モチアン(ds)の曲、
(9)「Mrs.PARKER OF K.C」は鬼才ジャッキー・バイヤード(p)の曲を選んでいます。
これらの選曲からもハーシュが一筋縄ではいかないのが分かると思います。
静謐かつ清冽で叙情感溢れるフレーズが素晴らしいです。
スタンダードの(1)「YOU'RE MY EVERYTHING」のアプローチも良かった。
最近、ピアノとドラムスの絡みに興味が向いていますがピッタリの一枚でした。
ハーシュ&マクファーソン・・・随所で聴かせるインタープレイが聴きどころになりました。
ありきたりのピアノ・トリオではない、聴くほどに味が出るスルメ盤です。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(中間系)
*FRED HERSCH TRIO / LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD
fred hersch(p), drew gress(b), nasheet waits(ds)
2002/PALMETTO RECORDS/
フレッド・ハーシュ(p)・トリオのヴィレッジ・バンガードでのライブ盤です。
ハーシュは1980年代からコンスタントにアルバムをリリースしています。
独自の味を持っているのでファンの方も多いのではないでしょうか。
ルーツはビル・エバンス(p)ですが1曲目にセロニアス・モンク(p)の曲を取り上げています。
そのあたりに一様ではない彼のスタンスが感じられますね。
聴いているうちに徐々にボディ・ブローのように効いてきます。
(中間系)