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Dragon's Jazz Corner

Franco Ambrosetti (tp)


*FRANCO AMBROSETTI & URI CAINE TRIO / THE WIND
franco ambrosetti(tp)
uri caine(p), drew grtess(b), clarence penn(ds)
2007/Enja/

1 The Wind
2 Doxy
3 Otello
4 Stiletto
5 Frasi
6 I've Never Been In Love Before
7 Lyrical Sketches
8 Mike On Wings
9 African Breeze


これはジャズ仲間のGAKOさんが紹介してくれたアルバムです。
スイスの重鎮、フランコ・アンブロゼッテイ(tp)と多才なユリ・ケイン(p)の組み合わせは魅力があります。
アンブロゼッテイのちょっとくぐもった温かでやわらかい音色は彼独特の個性です。
ユリ・ケインはアヴァンギャルドからフュージョンまでの幅広い音楽性の持ち主ですが私は前衛のイメージが強かった.。
ユリ・ケインが切れています、(4)「STILETTO」のドライブ感溢れる演奏は素晴らしい。
ドリュー・グレス(b)、クラレンス・ペン(ds)もフューチャーされていて、これが私的ベスト・トラックです。
バックのトリオも文句なし、トランペットのワン・ホーン・アルバムとしては出色の出来だと思います。
欲を言えば48分の収録時間がやや短いかな。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




* FRANCO AMBROSETTI QUINTET / EUROPEAN LEGACY
franco ambrosetti(tp,flh), gianluca ambrosetti(ss),
dado moroni(p), francois moutin(b), daniel humair(ds)
2003/Enja/

1 Consolation
2 Waltzing With Flavia
3 Tu Te Laisse Aller
4 Suenos
5 Leontine
6 Don't Be Silli
7 Flagellation,Too
8 L'irriducibilita
9 Danny And Dado In Arlen
10 Spherical Harmonics
11 Hymne A L'amour
12 Si, Lo Sapero
13 The Smart Went Crazy
14 Giro Giro Tondo


フランコ・アンブロゼッティ(tp)は1941年生まれ、スイス出身の現在77歳で健在です。
プロ・キャリアはイタリアからで、今レーベルはドイツとまさにヨーロッパのレガシーそのものですね。
父親はフラヴィオ・アンブロゼッティ(sax,vib)、息子はここでも共演しているジャンルカ・アンブロゼッティ(sax)、
親子三代に渡る生粋のジャズ・プレイヤー一家になります。
アンブロゼッティの演奏では↓のアルバムが忘れられません。
スイスのジャズ・マガジンのウィナー達による記念ライブ盤ですがこれが本当に素晴らしかった。
アンブロゼッティとティエリー・ラング(p)が絶品・・・もしも入手可能なら是非聴いてもらいたい一枚です。

*THE WINNERS / LIVE AT THE DOLDER GRAND HOTEL, ZURICH (2000/TCB/)
franco ambrosetti(tp,flh), thierry lang(p), heiri kanzig(b), peter schmidlin(ds)

さて今作ですが全14曲はメンバーのオリジナル8曲とその他6曲の構成です。
ヨーロッパ・ジャズ・マンの曲が中心なのでそれこそヨーロッパの香りに満ち溢れています。
ここもまた凝ったメンバーが揃っています。
イタリアの名手ダド・モロニ(p)と若手のフランソア・ムタン(b)とヨーロッパの重鎮ダニエル・ユメール(ds)です。
アンブロゼッティはベテランの味、絶妙な音色と自在な展開力が満喫出来ました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




*FRANCO AMBROSETTI / MUSIC FOR SYMPHONY AND JAZZ BAND
franco ambrosetti(tp,flh),greg osby(as), daniel schnyder(ss),
wladeslow sendecki(p), ed schuller(b), alfred golino(ds), etc
1992/Enja/