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Dragon's Jazz Corner

Eric Reed (p)


*ERIC REED TRIO / STAND !
eric reed(p), rodney whitaker(b), willie jones V(ds)
2009/WJ3 RECORDS/

久し振りにこれでもか、これでもかと力で押してくるピアノ・トリオに出会いました。
このエリック・リード(p)の新作は文句なしにいいです。
テーマは”神に捧ぐ”、全曲彼自身のオリジナルで渾身のアルバムだと思います。
(1)「STAND !」や(2)「PRAYER」はマッコイ・タイナー(p)を彷彿とさせるスケールの大きさがあります。
エリックのルーツはここにあったのかとの思いを強くしました。
(4)「GIT'CHA SHOUT ON」のスピード感、(5)「GRATITUDE」の美しさにはグイと引きこまれました。
(10)「EVERYTHING THAT HAS BREATH」の心地良いノリもお気に入りです。
現在のエリックの音楽性が全て網羅されているといっても過言ではないと思います。
いかにもアメリカ的でゴスペル、ブルース&ソウルが根底にあるし、最高傑作になるかもしれません。
ロドニー・ウィテカーの黒くベタベタとまとわりつくようなベースもたまりません。
プロデューサーはウィリー・ジョーンズV(ds)でエリック・リードの魅力を引き出しました。
力強く、意欲的で刺激的なピアノ・トリオ作品になっています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




*ERIC REED TRIO / IMPRESSIVE & ROMANTIC
eric reed(p), ron carter(b), al foster(ds)
2004/M&I JAZZ/

アメリカ期待のピアニスト、エリック・リードのこの組み合わせは「クレオパトラの夢」に続いて2作目になります。
スタンダード作品集。
私は馴染んだ分だけ前作よりも上という印象を持ちましたがどうでしょうか。
-THE GREAT COMPOSERS WE LOVE-という副題が付いていてスタンダード中心でオリジナルはありません。
超ベテランの二人のサポートでエリックのメロディアスな部分にスポットを当てた作品だと思います。
若手のプレイヤーに良く知られたベテランを組み合わせるのはよくあることですね。
この方法は一般的に安定感と安心感は持てますが反面刺激が少なくなります。
それでも買う側にとっても全然知らないプレイヤーの作品を買うのは勇気がいるので効果はあります。
私なども一人でも知った人がいないと躊躇してしまうのも事実ですから。
若手とベテランが刺激し合ってうまくいけば最高、しかし若手がベテランに気を使う形になる場合も多いです。
私としてはエリック・リードならメンバーに中堅、若手を配してより刺激的なピアノ・トリオが聴きたかったです。

ロン・カーターとアル・フォスターの強力なサポートがさらにテンションを高める。
テンダーでピアニスティックな面をみせるエリック、まさに現在最高のマスターズによるピアノ・トリオの傑作だ。
(帯中よりの抜粋)

「Out Of The Past」、「I Let A Song Go Out Of My Heart」、「I Want To Be Happy」、
「Can't Help Singing」、「Miles Ahead」、「Johnny Guitar」、「Loose Bloose」、
「So In Love」、「Blues In The Night」、「Blah, Blah, Blah」、「It's Easy To Remember」

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]

(中間系)




*ERIC REED TRIO / CLEOPATRA' DREAM
eric reed(p), ron carter(b), al foster(ds)
2003/M&I JAZZ/

ロン・カーターにアル・フォスター。最強の布陣で職人肌の天才ピアニスト、
エリック・リードの真価が最大限に発揮された、実に味わい深いピアノ・トリオの誕生だ。
(帯中よりの抜粋)

スタンダード作品集。

「Django」、「Tea For Two」、「Lush Life」、「Waltz For Debby」、「'Round Midnight」、
「I Love You Porgy」、「Cleopatra's Dream」、「Prelude To A Kiss」、「The Sorcerer」




*ERIC REED QUINTET / E-BOP
marcus printup(tp), walter blanding jr(ts),
eric reed(p), rodney whittaker(b), rodney green(ds)
2003/SAVANT/

エリック・リード・クインテットによるハード・バップ盤。
ホレス・シルバー・クインテットを彷彿とさせるノリノリの名演揃いです




*ERIC REED TRIO / FROM MY HEART
eric reed(p), dwayne burno(b), cecil brooks V(ds)
2002/SAVANT/

アメリカ期待のピアニスト、エリック・リードの新作です。
スタンダード作品集。
今までの作品とはだいぶ雰囲気を変えてきたので最初は驚いてしまいました。
よりシリアスな部分を強調して「オレだってこれくらいは出来るんだぞ」という感じでしょうか。
当然ながらビル・エヴァンス的なアプローチだって出来るはずですよね。
大人しいので私は少々物足りなく感じましたが新たな一面を垣間見た思いがします。
これが今回のプロデューサーのセシル・ブルックス(ds)の狙いですね。
彼にとっては異色作の一枚になるかもしれませんよ。

「Yesterday」、「Goodbye」、「I Should Care」、「Prelude In E Minor」、
「I Got It Bad And That Ain't Good」、「How Deep Is The Ocean」、
「I'll Never Stop Loving You」、「Flamenco Sketches」、
「'Round Midnight」、「I Fall In Love Too Easily」

(中間系)



*ERIC REED / HAPPINESS
eric reed(p)
marcus printup(tp), wyeliffe gordon(tb), wessell anderson(as)
wayne escoffery(ts,ss), barak mori(b), rodney green(ds), etc
2001/NAGEL-HEYER/

1 Happiness
2 Three Dances:Island Grind/Latin Bamp/Boogie Down
3 Say You Care
4 Suite Sisters:Fine & Brown
5 Suite Sisters: Crazy Red
6 Suite Sisters:BlackBeauty
7 Mood Indigo
8 Romantic Rag
9 Devil In A Dress
10 Someone Else's Love


アメリカ期待のピアニスト、エリック・リードの新作はドイツ盤です。
一聴した途端、「これはー・・・」と思いました。好みからはややズレていますがいいですよ。
伝統的なジャズのスタイルを堅持しながら現代的なセンスも感じさせます。
ここいらへんは師匠のウィントン・マリサリス(tp)の影響も大きいのかも知れませんね。
メンバーは全然知りませんが分厚いアンサンブルとハーモニーを聴かせてくれました。
エリントンの「ムード・インディゴ」を除いては全てエリック・リードのオリジナルです。
エリック・リードの才能が大きく開花した意欲作だと思います。
どこの世界でも「温故知新」は大事なことですね。

「Mood Indigo」

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




*ERIC REED / MANHATTAN MELODIES
eric reed(p), reginald veal(b), gregory hutchinson(ds)
dianne reeves(vo), renato thoms(per)
1999/IMPULSE/

ウイントン・マルサリスに見出されたピアニストのエリック・リードのリーダー3作目だそうです。
この人は切れ味のあるスイング感溢れるピアノを弾きますので実に気分がいいですねえ。
私は一発でファンになってしまいましたよ。
このトリオのコンビネーションも素晴らしいですし中々いい感じの一枚です。
スティングやサイモン&ガーファンクルのカバーの他にダイアン・リーヴスのヴォーカルが1曲、
メドレーが2曲、ソロ・ピアノまであって曲目構成も申し分なく飽きさせません。
中でも2曲目の表題曲「マンハッタン・メロディーズ」は抜群の出来です。
まだ少々粗いところもありますがピアノ・アルバムとしては相当に高水準だと思います。

人気ピアニスト=エリック・リードが贈るニューヨーク・ソング集。
スティング、サイモン&ガーファンクルのカバー曲もGood。
ゲストにダイアン・リーヴス参加。
(帯中よりの抜粋)

(中間系)