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Dragon's Jazz Corner
Eden Atwood (vo)
*EDEN ATWOOD / LIKE SOMEONE IN LOVE
eden atwood(vo), david morgenroth(p), chris colangelo(b), joe labarbera(ds),
kendall kay(ds), azar lawrence(ts)(2,4,6,7)
2010/Ssj/
1 Someone To Watch Over Me
2 My One And Only Love
3 Like Someone In Love
4 All My Tomorrows
5 Make Someone Happy
6 My Romance
7 I Wish You Love
8 So Nice
9 Alfie
10 When October Goes
11 I'll Be Seeing You
12 Easy Street
13 Here's To Life
イーデン・アトウッドの今作はライブを聴いたあとに初めて聴きました。
だいぶ深く歌い込むようになったと思います。
感情豊かに深く歌うのは実力派の歌手が歩む道ですね。
スタンダードを色々変えて歌いたくなる・・・イーデンもそんな感じになってきました。
スタンダード集ですがモーゲンロスのアレンジが効いていて一味違う仕上がりになっています。
基本にはオーソドックスなスタイルがあるのでちょうどいい案配かもしれません。
どうだろう?・・・ライブで聴くのとそれほど差がないような感じです。
それだけこの録音がリラックスしていて上手くいったんだと思います。
バックに珍しいエイゾー・ローレンス(ts)が参加していました。
エイゾーはコルトレーン派の濃いサックス奏者ですがここではイーデンとのバランスもいいです。
そのエイゾーが参加した(2)、(4)、(6)、(7)が聴きどころになりました。
(6)「My Romance」をこれほど力強く歌い上げるのも珍しいし(7)「I Wish You Love」も良かった。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(中間系)
*EDEN ATWOOD / TURN ME LOOSE
eden atwood(vo)
david morgenroth(p,arr), chris colangelo(b), joe labarbera(ds)
2009/
イーデン・アトウッド(vo)の新譜です。
名前は知っていたので1枚くらい聴いたことがあると思っていましたが初見でした。
イーデンは喉の腫瘍の手術をしたようで声質や歌い方が以前と違ったそうです。
たしかに美声とはいえず、いがらっぽい感じになったと思うけど私はこちらが好みです。
オリジナル1曲を含む選曲もなかなか凝っていて楽しめました。
すんなりと入ってくるわけではないけど心に沁み入る内容はかなり濃いです。
カントリーの香りもありました。
特にじっくりと歌い上げたスロー・バラードが素晴らしくてジーンときました。
ベスト・トラックはバースから入る(12)「I'LL CLOSE MY EYES」です。
これだけゆったりとしたテンポは珍しいので新味、イーデンの実力の証明にもなりました。
デューク・エリントンの(10)「DON'T GET AROUND MUCH ANYMORE」もいいです。
今年の11月〜12月にかけて日本公演が予定されているようです。
良さそうなので私も見に行くつもりでいます。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(中間系)
*EDEN ATWOOD / THIS IS ALWAYS
eden atwood(vo),
tom harrell(tp), bill cunliffe(p), darek oless(b), larance marable(ds),
2004/Groovenote/
イーデン・アトウッドのバラード・セッションです。
トム・ハレルの哀愁を帯びたトランペットも素晴らしい。
(中間系)
*EDEN ATWOOD / WAVES
eden atwood(vo),
bill cunliffe(p), darek oless(b), joe labarbere(ds),
anthony wilson(g), pete christlieb(ts), scott breadman(per)
2002/Groovenote/
イーデン・アトウッドのボサノバ・セッションです。
やわらかな歌声がマッチしています。
(くつろぎ系)