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Dragon's Jazz Corner

Don Menza (ts)


*DON MENZA QUINTET / VERY LIVE AT GROOVY
don menza(ts), markku johansson(tp,fhn),
esko linnavalli(p), jesper lundgaardt(b), esko rosnell(ds)

1 A NIGHT IN TUNISIA(D.Gillespie)
2 MY ONE AND ONMLY LOVE(Wood/Mellin)
3 HIP POCKET(F.Strazzeri)
4 IF WE WERE IN LOVE(J.Williams))
5 BODY AND SOUL(J.Green)
6 EL CAPITANO(Menza)
7 DEXTERITY(C.Parker)
8 TRANE'S BLUES(J.Coltrane)


テナー・サックス奏者、ドン・メンザのフィンランドでのライブ盤です。
メンザは長くビックバンドで活躍していたテナー、フルート奏者ですがその実力は確かです。
豪快な音色と共に多彩な表現力を持っています。
1936年生まれ、1983年の録音時は47歳のまさに脂の乗りきっている年齢です。
今作はヘルシンキのジャズ・クラブでのライブ盤でレア盤の一枚といえるでしょうか。
トランペットとのフロント2管のクインテット編成はモダン・ジャズの王道です。
真正ハード・バップ・ジャズを聴かせてくれました。
共演者は北欧の名手達でデンマークのベーシスト、イェスパー・ルンゴーの参加も嬉しい。
ルンゴー、29歳の時です。
フィンランドのピアニストのエスコ・リンナバリは何度か耳にしたことがあります。
マルク・ヨハンソン(tp)は初見ですがその実力は十分です。
メンザとの共演でもまったく遜色はありません。

全8曲は自身のオリジナル1曲を除いてはジャズ・スタンダード7曲の構成です。
メンザのクネクネ、引きずりテナーはここでも全開で個性溢れる演奏を繰り広げています。
独特のフレージングはパワフルで刺激的、実に魅力的です。
圧倒的な存在感を放つ・・・ライブにおける真のメンザがここにいました。
圧巻はそのバラード奏法です。
特に(2)「My One And Only Love」は素晴らしいと思う。
ヨハンソンは(5)「Body And Soul」や(6)「El Capitano」が聴きどころ。
バラードでもフューチュアーされますがしっかりとしたテクニックを持っています。
続くメンザのソロにも注目しました。
(7)のパーカー、(8)のコルトレーンはサックス奏者としては外せないところか。

楽器がよく鳴っています・・・白熱のライブ盤でお薦め。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(中間系)




*DON MENZA & JOE HAIDER TRIO /BILEIN
don menza(ts,fl),
joe haider(p), christopher gordan(b), paul kreibith(ds)
1998/JHM Records/

ドン・メンザ(ts)の珍しい名前を見かけたので購入してみました。
1998年の作品なので、以前、見たような気がしますが買ってから気が付いた。
最近どうもこういうことが多くなってきました。
名前や曲名を思い出せないことも多い・・・ちょっと前なら思い出そうとした・・・でも今はそのままにしています。
無理に思い出そうとすると疲れるからねぇ〜・・・・・もうダメか。

ジョー・ハイダーはドイツ出身のヨーロッパでは知られたピアニスト、レーベルも彼個人のものです。
そのトリオにメンザが客演したアルバムでリラックスした演奏を聴くことができました。
メンザは長くビックバンドで活躍していたテナー、フルート奏者ですがその実力は確かです。
豪快な音色の持ち主で、ここでも多彩な表現力を駆使していて大張り切りなのがうかがえます。
オリジナルが中心だけれど全体を覆う大人のムードは味わい深いものがあります。
(1)「BILEIN」のノリ、(2)「IT'S APRIL AGAIN」のバラードを聴けばその素晴らしさが分かると思います。
ジョー・ハイダー・トリオは文句なしの出来、(3)「BROADBOTTOM」では痺れました。
メンザは正直、少々抑えのきかないところもありますがそこはご愛嬌というところか。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(中間系)