[トップページ]
Dragon's Jazz Corner
David Sanchez (ts)
*DAVID SANCHEZ / TRAVESIA
david sanchez(ts)
miguel zenon(as), edsel gomez(p), hans glawischnig(b)
antonio sanchez(ds), pernell saturnino(con)
2001/SONY/
注目すべきテナー・サックス奏者のデヴィット・サンチェスの新作です。
プロデュースはサンチェス自身で10曲中3曲が自己のオリジナルです。
アルトの成長株のミゲール・ゼノンが2曲を提供しています。
ウェイン・ショーターの作品「PRINCE OF DARKNESS」から始まる一連の演奏は
ラテン・リズムに乗りながらもジャズ・テイスト溢れる内容になっています。
軽快なラテン・ジャズとは一線を画したかなりシリアスな作品です。
サンチェス(ts)〜ゼノン(as)のソロを堪能するには最適な一枚でしょう。
エドセル・ゴメス(p)、アントニオ・サンチェス(ds)を中心にしたリズム・セクションも健闘しています。
(まじめ系)
*DAVID SANCHEZ / MELAZA
david sanchez(ts,ss)
edsel gomez(p), hans glawschnig(b), antonio sanchez(ds)
miquel zenon(as), branford marsalis(ts), etc
2000/SME/
プエルトリコ生まれのサックス奏者、ダヴィッド・サンチェスの5枚目のリーダー・アルバムです。
私がデビュー時から注目しているプレイヤーの一人です。
前作の「オブセシオン」ではブランフォード・マルサリスをプロデューサーに迎えて、
初のストリングス入りのラテン・ジャズでした。
ラテン・ジャズをやることは彼の経歴からもしごく自然な成り行きだったと思っています。
この前作品はグラミー賞にもノミネートされたそうです。
新作はその傾向を踏襲したものですがよりパワフルな演奏内容になっています。
ラテン・ジャズとしては骨っぽい硬派なアルバムです。
(中間系)
*DAVID SANCHEZ / OBSESION
david sanchez(ts), edsel gomez(p), john benitez(b)
adam cruz(ds), pernell saturnino(per), george young(fl), etc
1998/SME/
私が注目しているデビッド・サンチェスの新作(リーダーの4枚目)です。
彼の母国のプエリトリコの曲を取り上げたラテン系でも珍しいアルバムです。
アメリカ人のやるラテンとは、どことなく違うような気がしますね。
この種のアルバムとしては良い方だと思うけれど、1枚通して聴くのは辛いものがあります。
急がし過ぎるのか、私にはどうもアップ・テンポが合わないからです。
ストリングスがバックの「SONANDO CON PUERTO RICO」や
「ESSA MULHER」という曲はとてもキレイで心に沁みます。
この2曲を聴きますと、これからもデビッド・サンチェスには期待してしまいます。
(中間系)
*DAVID SANCHEZ QUINTET / STREET SCENES
david sanchez(ts), kenny garrett(as), danilo perez(p),
john benitez(b), larry grenadier(b), charnett moffett(b),
clarence penn(ds), horacio"el negro"hernandez(ds), etc
1996/Sony/
ニュー・ジェネレーション・テナー、ダヴィッドの第三弾。
ゲストにカサンドラ・ウィルソン(vo)、ケニー・ギャレット(as)を迎え、
ラテン・ビートに乗って、強烈にブロウ&スイング。
(帯中よりの抜粋)
*DAVID SANCHEZ QUINTET / SKETCHES OF DREAMS
david sanchez(ts), roy hargrove(tp),
danilo perez(p), david kikosko(p),
john benitez(b), larry grenadier(b), adam cruz(ds), etc
1995/Sony/
ビ・バップにラテンが見え隠れするダヴィッドの二作目。
ロイ・ハーグローブ(tp)、ダニーロ・ペレス(p)と作ったNY最新ジャズ事情。
(帯中よりの抜粋)
「Falling In Love With Love」、「It's Easy To Remember」、「Little Melonae」
*DAVID SANCHEZ QUARTET / THE DEPARTURE
david sanchez(ts),
danilo perez(p), peter washigton(b), andy gonzalez(b), leon parker(ds),
tom harrell(tp)
1994/Sony/
デヴィッド・サンチェスの初リーダー・アルバムです。
強烈な印象を残したので「しばらく追いかけてみようか」と思いました。
(中間系)
「Woodyn' You」、「I'll Be Around」