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Dragon's Jazz Corner
Corey Wilkes (tp)
*COREY WILKES & ABSTRAKT PULSE
/ CRIES FROM THE GHETTO
corey wilkes(tp,flh), kevin nabors(ts), scott hesse(g),
junius paul(b), isaiah spencer(ds), jumaane taylor(tap)
2009/PI Recordings/
コーリー・ウィルクス(tp)は初見、ジェームス・カーターのライブ(ライブ・レポート参照)で出会いました。
これが実にクールな演奏で印象に残ったので会場でこのCDを購入したんです。
プロフィールを見ると1979年生まれの30歳の若手トランペッター。
レスター・ボウイ亡き後のアート・アンサンブル・オブ・シカゴで吹いているそうです。
スタイルはマイルス・デイビスとレスター・ボウイの中間をいく感じだと思いました。
うるさくないし、音数は少なく安定感があっていいんだな、これが。
(5)「RAIN」のバラードを聴くとその実力が分かります。
さて、今作のメンバーはまったく知らない人ばかりでしたが刺激的で新鮮でしたよ。
”ABSTRAKT”って”ABSTRACT”じゃないけどシャレなのかな。
こういったリズム&ブルース、ソウル&ファンキーでフリーに片足を突っ込んだ演奏は久し振りです。
以前はこういった演奏もよく聴いたのですが最近はすっかりご無沙汰していました。
なんか、いつの間にか軟弱になってしまったようです・・・年だから仕方ないけどね。
かなりの刺激を受けたのでちょっと濃いジャズも聴きたい気分になってきました。
(まじめ系)