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Dragon's Jazz Corner
Claudio Roditi (tp)
*CLAUDIO RODITI QUINTET / IMPRESSIONS
claudio roditi(tp), idriss boudrioua(as,ss),
dario galante(p), sergio barroso(b), pascoal mereilles(ds)
2008/Groovin' high/
ラテン系のベテラン・トランペッターのクラウディオ・ロディティのアルバムです。
トランペッターのジョン・コルトレーン・トリビュート・アルバムは珍しいので面白い企画だと思いました。
最初はどうってことない内容と思っていましたが聴いているうちに段々良くなってきました。
それはなぜか?。
コルトレーン作品集はこういうものと私のイメージが固まっていたせいだと思います。
もっとコルトレーンライクな重厚な演奏を聴かせるものとばかり思っていました。
ところが、ロディティはそれを意識することなくストレートに自分らしく表現しています。
コルトレーンの名曲が軽快な演奏に乗って新鮮な感覚で蘇ってきたのでとても好ましく思えました。
演奏曲目のバランスも良く、idriss boudrioua(as,ss)、dario galante(p)も好演しています。
やはり表題曲の「IMPRESSIONS」が印象に残りました。
[ ドラゴン流目立たないけどいいアルバム ]
(くつろぎ系)