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Dragon's Jazz Corner

Claire Martin (vo)


* CLAIRE MARTIN & JIM MULLEN / BUMPIN'
claire martin(vo), jim mullen(g),
mads barentzen(p), thomas ovesen(b), kristian leth(ds)
2019/Stunt/

1 Road Song (W.Montgomery)
2 Polka Dots And Moonbeams (J.Van Housen)
3 Willow Weep For Me (S.Ronell)
4 'Round Midnight (T.Monk)
5 If You Could See Me Now (T.Dameron)
6 Goin' Out Of My Head (T Randazzo)
7 I Could Get Used To This (Bumpin') (W.Montgomery)
8 West Coast Blues (Bock To Bock) (W.Montgomery)
9 Back In The Room (B.Montgomery)
10 Born To Be Blue (M.Torme)
11 The End Of A Love Affair (E.Redding)


クレア・マーティンはオーストラリア出身でイギリスでブレイクしたヴォーカリストです。
クレアを聴くのは2枚目ですが前回は2002年だったので17年振りということになりました。
長いご無沙汰ですが私にはこういう人がいっぱい居ます。
クレアは声量はやや物足りないけど、とても歌の上手い人です。
ギタリストのジム・ミューレンと組んでのウェス・モンゴメリー(g)のトリビュート盤です。

全11曲はウェス&バディのモンゴメリー兄弟が4曲とその他7曲の構成です。
ヴォーカル盤としては全体的に凝った曲が選曲されていてジャズ度が高い難曲が並んでいます。
一番の聴きどころは「クレアがその難曲をどう料理しているか」ということになると思います。
(2)〜(6)までの流れが素晴らしい・・・ミューレンのクリアなシングル・トーンにも注目です。
ベストは絶妙なノリを聴かせるタッド・ダメロンの(5)「If You Could See Me Now」か。
クレアの上手さが際立つ一枚になりました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




*CLAIRE MARTIN / TOO DARN HOT
Claire Martin(vo),
Geoff Keezer(p,elp), Richard Cottle(key,org), Gareth Williams(p),
Laurence Cottle(g), Geoff Gascoyne(b), Ian Thomas(ds),
Clark Tracey(ds), Miles Bould(per), Nigel Hitchcock(sax),
Phil Robson(g), Ian Shaw(vo)
2002/Linn Records/

クレア・マーティンはオーストラリア出身のヴォーカリスト。
90年代にイギリスで大ブレイクしました。
ジャズ・テイストが強く、抜群の歌の上手さを誇ります。
そのアドリブ・スキャットは一聴の価値があります。