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Chihiro Yamanaka 山中千尋 (p)


*CHIHIRO YAMANAKA TRIO / FOREVER
chihiro yamanaka(p), ben williams(b), kendrick scott(ds),
2010/Verve/

1 So Long
2 Blue Pearl
3 Summer Wave
4 Cherokee
5 w.w.w
7 Good Morning Heartache
8 想い出と優しさ
9 Forever Bigins
9 The Moon Was Yellow
10 Avance


山中千尋さんを聴くのは2004年の「Madrigal」以来3枚目になります。
その間2回ほどライブを聴く機会も得ました。
それにしてもメジャー・レーベルからコンスタントにリリースしているのは立派ですね。
彼女の人気の証しだと思います。
今作は筒美京平さんや松風鉱一さんの曲などが含まれ、中々に凝った選曲でユニークです。

山中さんはテクニシャンで流麗華麗ですがやや弾き過ぎの感があります。
ライブでもそれを感じましたがいかに音数を抑えるかが彼女の課題になるのではないかな。
弾き過ぎればどうしても一音一音が軽くなります。
もっとも音数の少ない(6)「GOOD MORNING HEARTACHE」の瑞々しさはどうだろう。
切れ味の良さからラテン系の(7)「SAUDADE E CARINHO」も光る。
ベスト・トラックはイエロー・ジャケッツのラッセル・フェランテ(key)による(10)「AVANCE」でした。
この展開が素晴らしく山中さんの本領が発揮されていると思います。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




*CHIHIRO YAMANAKA TRIO / MADRIGAL
山中千尋(p), larry grenadier(b), rodny green(ds)
jeff ballard(ds)
2004/Atelier Sawano/

切れの良い爽快なプレイが聴けますが今作はやや一本調子の感あり。



*CHIHIRO YAMANAKA TRIO / WHEN OCTOBER GOES
chihiro yamanaka(p), larry grenadier(b), jeff ballard(ds)
2002/SAWANO SHOKAI/

1 Taxi
2 Just In Time
3 Paint My Heart Red
4 Yagi Bushi
5 Plum The Cow
6 Ballad For Thier Footsteps/Three Views Of A Secret
7 I Got Rhythm
8 When October Goes
9 S.L.S.
10 In A Mellow Tone


遅ればせながら、山中千尋(p)さんをご紹介します。
デビュー作も話題になりましたが聴いたのはこれが初めてです。
さすがに評判になるだけのことはありますね。良い仕上がりの作品だと思います。
アキコ・グレース(p)さんも良かったですがまた違った魅力があります。
より女性らしいというか、艶やかな印象を持ちました。
八木節を題材にしたのも面白いですね。
こちらは大先輩の秋吉敏子(p)さんの影響でしょうか。
最近は日本女性の活躍が目覚しいです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)