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Dragon's Jazz Corner
Cheryl Bentyne (vo)
* CHERYL BENTYNE / THE COLE PORTER SONGBOOK
cheryl bentyne(vo),
corey allen(p), kevin axt(b), dave tull(ds),
james moody(ts)(10,12), doug webb(ts)(1,4), etc
2009/Paddle Wheel/
1 Love For Sale
2 It's Delovely
3 My Heart Belongs To Daddy
4 It's All Right With Me
5 Night And Day
6 I Love Paris
7 All Of You
8 I Concentrate On You
9 You'd Be So Nice To Come Home To
10 Everytime We Say Goodbye
11 Begin The Beguine
12 What Is This Thing Called Love
13 Just One Of Those Things
14 Let's Misbehave
ヴォーカリストに最も人気のある作曲家は誰か?
「コール・ポーター」の名前が上位に出てくるのは間違いありません。
ここのラインアップを見てもどれほど有名な曲が並んでいるかは一目瞭然です。
で、当然ながら歌手による「コール・ポーター作品集」は数多く出ています。
シェリル・ベンティーン(vo)による今作もそんな中の一枚です。
ホントに目移りしてしまう名曲が並んでいますね。
私が現在「好きで気になる曲は何だろうか?」と考えてみました。
この曲が入っているとつい手が伸びてしまうアルバムがあります。
(10)「Everytime We Say Goodbye」と(13)「Just One Of Those Things」です。
その他にも(7)「All Of You」や(8)「I Concentrate On You」が気になるかな。
ベンティーンはさすがの歌唱力で「コール・ポーター作品集」もまた素晴らしいと思います。
(10)、(12)ではジェームス・ムーディのテナー・サックスの調べが心に沁みます。
(14)「Let's Misbehave」は1930年代のSPレコードの雰囲気が出ていて面白かったです。
さて、あなたの気になる曲は何でしょうか?
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(くつろぎ系)
* CHERYL BENTYNE / WALTZ FOR DEBBY
cheryl bentyne(vo),
kenny barron(p), ray drummond(b)
2004/Paddle Wheel/
1 Last Night When We Were Young
2 Blue Moon
3 The Boy Next Door
4 I Must Have That Man
5 But Beautiful
6 Thou Swell
7 When Your Lover Has Gone
8 Easy Living
9 In A Sentimental Mood
10 Stompin' At The Savoy
11 I Get Along Without You Very Welll
12 Waltz For Debby
シェリル・ベンティーンもまた日本で人気のあるヴォーカリストですね。
やっぱり知名度のあるマンハッタン・トランスファー出身というのが大きいかも知れない。
今作には珠玉の名唱が詰まっていた・・・とてもいいと思う。
長くジャズを聴いていると「このアルバムがベストじゃないか」という勘が働く時があります。
最初に聴いたアルバムが良かったので色々聴いてみたけど結局最初が一番良かったことも多いけど。
ここはドラムレスのピアノとベースをバックにしっとりとした歌を聴かせてくれました。
ピアノがケニー・バロンでベースがレイ・ドラモンドです。
何枚も聴いてないのでエラそうなことは言えないけどベンティーンのベストじゃないかと思いました。
ジャズ度も高い・・・じんわりとストレートに無理なく歌い上げていって歌の上手さが際立っています。
これぞジャズ・ヴォーカルの王道といった趣は名手ケニー・バロンの面目躍如と言ったところか。
二人にドラモンドのベースが絡む・・・ちなみにドラモンドの奥さんはリニー・ロスネス(p)ですね。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(中間系)
*CHERYL BENTYNE / TALK OF THE TOWN
cheryl bentyne(vo)
kenny barron(p), john patitucci(b),lewis nash(ds)
chuck mangione(fhn)(2), david newman(ts)(4,6), corey allen(org,p), etc
2002/KING RECORD/
あふれるスイング、スピード感、そして心にしみるバラード。
マンハッタン・トランスファーのシェリル・ベンティーン。
ケニー・バロンを中心とした最強リズム・セクションをバックにスタンダードを歌いまくる。
(帯中よりの抜粋)
マンハッタン・トランスファーのシェりル・ベンティーンのソロ・スタンダード作品集です。
普段あまりジャズ・ヴォーカルを聴く機会がないので新鮮な気持で聴くことができました。
バックはケニー・バロン(p)、ジョン・パティトゥッチ(b)、ルイス・ナッシュ(ds)のトリオが中心。
チャック・マンジョーネ(fhn)やデヴィッド・ニューマン(ts)のゲスト参加も嬉しい。
[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]
(中間系)