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Dragon's Jazz Corner
Charles Davis (ts)
*CHARLES DAVIS QUARTET / PLAYS THE MUSIC OF BENT JAEDIG
charles davis(ts),
sam yahel(p), ben street(b), kresten osgood(ds)
2008/FRESH SOUND/
ベテランのチャールス・デイビスはマルチ・サックス奏者です。
今作は珍しい”Bent Jaedig”作品集です。
チャールス・デイビスは一般的にはバリトン・サックス奏者として知られていると思います。
地味なのであんまり目立っていませんがバリトン奏者として貴重な存在になっていました。
さて、ここではテナー・サックスを駆使して演奏を繰り広げています。
ベニー・ゴルソン・タイプか、クネクネとした骨太の一風変わったスタイルは面白いです。
さらに訥々とした大らかで素朴な感じ、ゴツゴツとした不器用な感覚もあって好感が持てます。
微妙なノリで展開される(4)「BALLAD FOR BREW」のバラード・プレイにガツンときました。
バリトン・プレイの影響が出るのか重厚な感じがします。
共演者を見ると普段はオルガン奏者として知られるサム・ヤヘルがピアノで参加しています。
ベン・ストリート(b)&クレステン・オスグッド(ds)の組み合わせも渋いです。
普段着でないチャールスのテナーとヤヘルのピアノが聴けるということで一票入れたいと思います。
[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]
(中間系)