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Dragon's Jazz Corner

Carlos Garnett (ts)


* CARLOS GARNETT QUINTET & OCTET / MOON SHADOW
carlos garnett(ts),
carlton holmes(p), george mitchell(b), shingo okudaira(ds), neil clarke(per),
al flythe(ts)(2,4,5,7), derick gardner(tp)(2,3,4,5,7,8), robert trowers(tb)(2,4,5,7,8)
2001/Savant/

1 Moon Shadow.
2 Giant Steps
3 Delilah
4 Manha De Carnaval
5 McCoy Next Block
6 The Shadow of Your Smile
7 My Favorite Things
8 Salsa Blues
9 Softly As In A Morning Sunrise


カルロス・ガーネット(ts)の2001年作品です。
これがあまりに良くてガツンときてしまいました。
カルロス・ガーネットは後期マイルス・デイヴィス・グループに在団したテナー奏者です。
典型的なコルトレーン奏法だけど音色が柔らかいので聴き易いです。
そしてここには十代で頭角を現し日本の天才ドラマーと言われた奥平真吾さんが参加しています
奥平さんのドラミングにも注目です。

このところはずっとサックスやトランペットのワン・ホーン・アルバムを聴くことが多かったです。
だから2管、3管のジャズが新鮮に感じました。
クインテットやセクステットの2管、3管コンボの魅力は何でしょうか?
私にとっては演奏、曲目、アレンジが大事でアンサンブルやハーモニーのコンビネーションも良くないといけません。
そして今作はそれが全て良かったので私の琴線に触れました。
特に曲目には聴きたいと思わせる魅力的な名曲が並んでいて全部が聴きどころになりました。
(7)「My Favorite Things」はコルトレーンそのもので微笑ましい限りです。
聴くまではそれほど期待してなかったので、なおさらガツンときてしまいました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




* CARLOS GARNETT QUINTET / UNDER NUBIAN SKIES
carlos garnett(sax), russell gunn(tp)(except 3,9)
carlton holmes(p), brad jones(b), shingo okudaira(ds),
1999/HighNote/

1 Dancing Daffodils
2 Blues For John C.
3 My One And Only Love
4 Happy Children Song
5 What
6 Under Nubian Skies
7 Epitapher Zackerism
8 Mango Walk
9 Down & Up Again


今作はカルロス・ガーネット(ts)の紹介の最後になります。
フロント2管の相手はラッセル・ガン(tp)です。
ラッセル・ガンは中々に飛んでるトランぺッターで一筋縄ではいきません。
2000年頃には気鋭のトランぺッターとして注目していました。
ルーツはフレディ・ハバード(tp)やブッカー・リトル(tp)辺りになると思う。
↓の2枚は良く出来たアルバムなので機会があれば是非聴いてみて下さい。

* RUSSELL GUNN SEXTET / BLUE ON THE D.L (2002/HighNote)
* RUSSELL GUNN QUINTET / SMOKINGUNN (2000/HighNote)

ガーネットの作品では最もストレート・アヘッドな仕上がりになっています。
上記のラッセル・ガンもまだ20代なので若々しさに溢れています。
この時期のガーネットの諸作はレギュラー・カルテットが素晴らしいのでどれもいいです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




* CARLOS GARNETT QUARTET / FUEGO EN MI ALMA (Fire In My Soul)
carlos garnett(sax),
carlton holmes(p), brad jones(b), shingo okudaira(ds),
neil clarke(per)(1,4)
1997/HighNote/

1 Fuego En Mi Alma (Fire In My Soul)
2 Catch Me If You Can
3 Eternal Justice
4 Little Sunflower
5 U R D I 4 Me
6 Love Thy Meighbor
7 Mystic Moon
8 Shalome


今作は昨年カルロス・ガーネット(ts)を聴いた中で一番のお気に入りでした。
ガーネットのワン・ホーン・アルバムは貴重です。
副題に「Fire In My Soul」とあるように火の出るような演奏が聴けました。
ガーネットはパナマ出身なのでカリプソやラテンのリズムを根っこに持っています。
ここではそんなアフロ・キューバンな魅力が詰まっていました。

全8曲はフレディ・ハバード(tp)の名曲(4)「Little Sunflower」を除いて自身のオリジナルです。
ガーネットは一時期ハバードとも一緒に演奏していました。
ガーネットの情熱的でエネルギッシュなサックス、カールトン・ホルムズの瑞々しく美しいピアノの対比が素晴らしい。
奥平真吾さんの多弁で多彩な疾走感のあるドラミングが感動的でもあります。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




* CARLOS GARNETT QUARTET / RESURGENCE
carlos garnett(sax), carlton holmes(p),
steve neil(b)(1,2,3,4,5,) brad jones(b)(3,4,6,7,8),
taru alexander(ds)(1,5,7,8), shingo okudaira(ds)(2,3,4,6),
neil clarke(per)(2,3,4,6)
1996/Muse/

1 Resurgence
2 Maiden Voyage
3 Panamoon part1
4 Panamoon part2
5 Song In My Head
6 Yahrushalom
7 Soul Eyes
8 Dawid


私はあるプレイヤーが気になると集中して聴きたくなる傾向にあります。
昨年再評価したカルロス・ガーネット(ts)がそうでした。
今作は96年録音のMuse盤です。
日本の天才ドラマーと言われた奥平真吾(ds)さんが参加しています。
ガーネットがコルトレーン奏法やコルトレーン・サウンドを踏襲しているのはすぐに分かります。
でも音がやわらかいので聴いていて余り疲れないです。
共演メンバーではクリアで瑞々しいピアノを聴かせるカールトン・ホルムズに注目しました。

全8曲は自身のオリジナル6曲とその他2曲の構成です。
ガーネットは作曲能力にも優れていて曲想豊かで飽きさせません。
その他の2曲はハービー・ハンコック(p)の(2)とマル・ウォルドロンの(7)が選曲されました。
共にテーマが印象的でモダン・ジャズの名曲として知られています。
ガーネット流に料理されたこの2曲も良かったです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




* CARLOS GARNETT / BLACK LOVE
carlos garnett(ts,as,ss,vo), charles sullivan(tp), mauricio smith(fl),
allan gumbs(p), reggie lucas(g), buster williams(b)(2,6), alex blake(b)(1,4,5),
norman conners(ds), billy hart(ds)(2), mtume(per), dee dee bridgewater(vo), etc
1974Rec/Muse/

1 Black Love
2 Ebonesque
3 Banks Of The Nile
4 Mother Of The Future
5 Taurus Woman
6 Banks Of The Nile (Alternate Take)
7 Taurus Woman (Alternate Take)


カルロス・ガーネット(sax)の代表作と目されているアルバムです。
カルロス・ガーネットは後期マイルス・デイヴィス・グループに在団したテナー奏者です。
典型的なコルトレーン奏法だけど音色が柔らかいので聴き易いです。
昨年私はガーネットを再評価してけっこう聴いていました。

全5曲は全てガーネット自身のオリジナルです。
録音当時30代半ばで脂が乗りきっていました。
チャールス・サリヴァン(tp)、アラン・ガムス(p)、アレックス・ブレイク(b)、ノーマン・コナーズ(ds)、
エムトゥーメ(per)、ディー・ディー・ブリッジウォーター(vo)などの才人達の共演も嬉しい。
ファンク・ビートに乗ったソウル&ファンキーなブラック・ジャズの一枚に仕上がっています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)