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Dragon's Jazz Corner
Brian Lynch (tp)
* BRIAN LYNCH QUINTET / BUS STOP SERENADE
brian lynch(tp,flh), jim snidero(as),
orrin evans(p), boris kozlov(b), donald edwards(ds)
2021/Hollistic Music Works/
CD 1
1 24-7
2 Afinique
3 On The Dot Before
4 Bus Stop Serenade
5 Clairevoyance
6 Woody Shaw
7 Before The First Cup
8 Charles Tolliver
CDショップでブライアン・リンチ(tp)の名前を見つけました。
「おっ、懐かしいな」と思って手が伸びました。
聴いてみると純粋ハード・バップ・サウンドが詰まっていて気持良かったです。
ここはまた申し分がないメンバーが揃っています。
20年以上の付き合いになる盟友ジム・スナイデロ(as)との2管フロントに、
オーリン・エヴァンス(p)、ボリス・コズロフ(b)とドナルド・エドワーズ(ds)の組み合わせです。
現在ツボにハマっているオーリン・エヴァンスがここでも素晴しいピアノを聴かせています。
全8曲は全てリンチのオリジナルです。
開いてみたらCD2枚組だったけど面白い作り方をしていると思いました。
多分、こういう試みは初めてじゃないかな。
CD1とCD2は同じ曲目だけど順番違いで別テイクが収録されていました。
ここまでする必要があったかどうかは微妙ですが面白いとは思いました。
曲目から探るとウディ・ショウ(tp)とチャールス・トリバー(tp)の名前が出てきました。
なるほど、こういう人達からも影響を受けているわけですね。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(中間系)
*BRIAN LYNCH QUARTET / MEETS BILL CHARLAP
braian lynch(tp)
bill charlap(p), dwayne burno(g), joe farnsworth(ds)
2003/SHARP NINE/
オーソドックスで渋いトランペッターのブライアン・リンチにビル・チャーラップ(p)の組み合わせです。
見た瞬間、このワンホーン・アルバムなら悪いわけがないとピンときました。
リンチはトランペッターとしては重厚な音色が持ち味です。
その奇をてらわないストレートな演奏スタイルには安定感があります。
リンチとチャーラップのコンビネーションを十分に楽しむことが出来ました。
期待通りの仕上がり、欲を言えばもう少しスリルがほしいところですね。
「On Green Dolphin Street」、「Autumn Nocturne」、「My Heart Stood Still」、
「Cheryl」、「Come Rain Or Come Shine」
(中間系)
*BRIAN LYNCH SEXTET / PEER PRESSURE
braian lynch(tp), ralph moore(ts), jim snidero(as),
kirk lightsey(p), jay anderson(g), victor lewis(ds)
1987/Criss Cross/
フロント3管の重厚なアンサンブルとハーモニーが魅力。
新鮮な組み合わせにも興味あります。
ジム・スニデロ(as)は秋吉敏子ビック・バンドへ、カーク・ライトシー(p)の参加も嬉しい。
最初にトミータレンタイン(tp)の曲を取り上げたところに彼の音楽性が分かるかも。
他にはベニー・ゴルソン(ts)やホレス・シルバー(p)です。
ここにはハード・バップ本流の道を歩くブライアン・リンチ(tp)がいました。
スタンダードはLP未収録の「I Concentrate On You」
(中間系)