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Dragon's Jazz Corner
Brecker Brothers (grp)
*BRECKER BROTHERS / RETURN OF BRECKER BROTHERS
randy brecker(tp), michael brecker(ts),
mike stern(g), george whitty(key), james genus(b), dennis chambers(ds), etc
1992/GRP/
題名通り、ブレッカー・ブラザーズが帰ってきました。
いくらかまろやかになったけれど切れのあるサウンドは健在です。
* THE BRECKER BROTHERS / DETENTE
michael brecker(ts,fl), randy brecker(tp,flh),
hiram bullock(g), jeff mironov(g), david spinozza(g),
mark gray(key), don grolnick(key), neil Jason(b),
marcus miller(b), steve gadd(ds), steve jordan(ds),
paulinho da costa(per), ralph macdnald(per), etc
1980/Arista/
Side A
1 You Ga (Ta Give It)
2 Not Tonight
3 Don't Get Funny With My Money
4 Tee'd Off
5 You Left Something Behind
Side B
1 Squish
2 Dream Theme
3 Baffled
4 I Don't Know Either
ランディとマイケルのブレッカー兄弟もまたフュージョン・シーンで名を上げたミュージシャンです。
ランディが作った「Some Skunk Funk」という大ヒット曲も持っています。
今作のプロデュースはジョージ・デューク(p)です。
聴いてもらえば一目瞭然ですがよりダンサブルにスマートなサウンドになっています。
1969年に本格的なフュージョン時代に入って10年が経ち、そろそろ終わりが見えてきた時期です。
さて、どこに行くのかな? と思っていたらソウル、R&B系ファンクミュージックとの融合だったです。
「アース・ウィンド&ファイアー」や「「クール&ザ・ギャング」などのダンス・ファンクバンドが売れていました。
そこに敏感で聡いプロデューサー達が目を付けたという訳ですね。
これが現在のスムース・ジャズ・シーンに繋がっています。
この後マイケル・ブレッカーは純ジャズ路線へと戻っていく事になって大成功を収めます。
テナー・サックス奏者ではブランフォード・マルサリスがその系統の双璧になるかな。
(くつろぎ系)