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Dragon's Jazz Corner

Boz Scaggs (vo)


* BOZ SCAGGS / BUT BEAUTIFUL
boz scaggs(vo),
paul nagel(p), john shifflett(b), jason lewis(ds)、
eric crystal(sax)
2003/Gray Cat/

1 What's New ?
2 Never Let Me Go
3 How Long Has This Been Going On ?
4 Sophisticated Lady
5 But Beautiful
6 Bewithed, Bothered And Bewildered
7 Easy Living
8 I Should Care
9 You Don't Know What Love Is
10 For All We Know
11 My Funny Valentine


ボズ・スキャッグスは1970年代のクロスオーバー・シーンに登場したヴォーカリストです。
日本でAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)というジャンルを確立した人気歌手の一人です。
1976年に出したアルバム「Silk Degrees」は大いに話題にもなったので私も買いました。
その中で歌われた自身のオリジナルの「We're All Alone」は大ヒットを記録しています。
現在でも多くの歌手にカバーされている名曲です。

今作は珠玉のジャズ・バラード集・・・全11曲は全てスタンダードで占められています。
多くの歌手が年齢を経てある程度の実力が備わってくるとスタンダードを歌いたくなる傾向にあります。
ジャズに近いところに居た人なので違和感がないけれどスキャッグスもまた例外ではなかった。
スキャッグスらしくムード溢れるメロウなヴォーカルとサウンドを聴かせてくれました。
私的ベストはじっくりと歌い上げられた(8)「I Should Care」です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)




* BOZ SCAGGS / SILK DEGREES
boz scaggs(vo),
david paich(arr,key), david hungate(b), jeff porcaro(ds),
fred tackett(g), louie shelton(g),
horns:jim horn, tom scott, plas johnson, chuck findley,
bud shank, dick hyde, paul hubinon, vincent derosa, etc
1976/CBS Columbia/


Side A
1 What Can I Say
2 Georgia
3 Jump Street
4 What Do You Want Girl To Do
5 Harbor Light
Side B
1 Lowdown
2 It's Over
3 Love Me Tomorrow
4 Lido Shuffle
5 We're All Alone


ボズ・スキャッグスはAOR(Adult-Oriented Rock)・シーンでの最初の大スターになった。
大人の雰囲気と都会的でお洒落な感覚、スマートなスタイルを持っていました。
今作はボズの代表作になります。
若いだけ声に伸びがある、ストレートに歌っています。
収録曲も粒揃いで聴き手はそれぞれに好きな曲があったんじゃないかな。
私はA5「Harbor Light」とB5「We're All Alone」が好きだったです。

(くつろぎ系)