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Dragon's Jazz Corner

Bernt Rosengren (ts)


*BERNT ROSENGREN QUARTET / BALLADS
bernt rosengren(ts),
stefan gustafson(p), hans backenroth(b), bengt stark(ds)
2015/Pb7/

1 Time Waits(B.Powell)
2 Lush Life(B.Strayhorn)
3 Crazy She Calls Me(C.Sigman/B.Russell)
4 If I Should Lose You(R.Rainger/L.Robin)
5 I Loves You Porgy(G&I.Gershwin)
6 God Bless The Child(A.Herzog/B.Holiday)
7 I'll Be Seeing You(S.Fain/I.Kahal)
8 The Things We Did Last Summer(J.Styne/S.Cahn)
9 'Tis Autumn(H.Nemo)
10 Spring Is Here(R.Rodgers/L.Hart)
11 A Nightingale Sang In Berkeley Square(M.Sherwin/E.Maschwitz)
12 Willow Weep For Me(A.Ronell)


先週に続いてスウェーデン発の熟年のスタンダード集です。
「Bernt Rosengren」は初見かな・・・名前は知っているのでどこかで聴いたかも。
先週はドラム・レス・トリオでしたが今週はピアノ・トリオがバックのカルテットです。
熟年のスタンダード作品集を見かけると、いつも「今更なぁ〜」と思います。
内容も雰囲気も分かっているから・・・。
でも馴染みのある曲を「どう演奏しているのか」が気になって結局買ってしまいます。

しごくオーソドックスなテナー・サックスのワン・ホーン・アルバムです。
題名はずばり「Ballads」と銘打ってきました。
手慣れた感じは落ち着いていてBGMで流すにはピッタリです。
選曲もシブい曲が並んでいて憎いですね。
しっとりとした演奏とスイング感がたまりません。
ワン・パターンではあるけれど、題名そのものの円熟のバラードが聴けました。
車のHDDに入れて聴きたいと思っています。

なおベーシストは先週と同じハンス・バッケンロスです。
こういった作品には欠かせないプレイヤーかもしれませんね。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系