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Ben Besiakov (p)
*GEORGE GARZONE & BEN BESIAKOV QUARTET
/ HEY WHY DON'T WE PLAY
george garzone(ts), ben besiakov(p)
anders christensen(b), billy hart(ds), jens winther(tp)
2002/STUNT/
1 Hey Open Up
2 On The Trail
3 Mack The Knife
4 Recess
5 The Mingus I Knew
6 Estate
7 WhatbIs This Thing Called Love
8 Finale
ユニークなテナー奏者のジョージ・ガーゾーンにデンマークのピアニスト、
ベン・ベシアコフの組み合わせは2枚目になるでしょうか。
前作も「ドラ流」にしましたが前回に増してこれも良いです。
全8曲、ガーゾーンとベシアコフが2曲づつオリジナルを提供しています。
3曲にトランペットが加わりますがこれはない方が良かったかも。
特に超スロー・バラードで演奏される「マック・ザ・ナイフ」には驚かされました。
「MACK THE KNIFE REAL SLOW AND IN B-MINOR」という副題まで付いています。
これが今作の最大の聴きものですがその他の曲にも聴きどころがいっぱいあります。
適度な緊張感とスイング感があってジャズ本来の魅力が楽しめると思います。
この二人の絶妙なインター・プレイにベテランのビリー・ハート(ds)の絡みが素晴らしい。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(中間系)
*BEN BESIAKOV QUINTET / AVIATION
jens winther(tp), george garzone(ts)
ben besiakov(p), ray drummond(b), billy hart(ds)
2001/STUNT/
1 That's The Way
2 Avitation
3 The Night Has A Thousand Eyes
4 Body & Soul
5 Voce E Eu
6 Square Time
7 Blues On The Square
ベン・ベシアコフと読むのでしょうか、私は初めて聴きました。
デンマークのスタント・レーベルです。
このアルバムを購入したきっかけはジョージ・ガーゾーン(ts)の存在でした。
注目しているテナー奏者なんですが彼のプレイが聴きたくて早速飛び付いてしまいましたよ。
ガーゾーンは「夜は千の眼を持つ」でフューチャーされ、このスタンダードが新鮮でした。
ピアノのベンはオーソドックスなヨーロッパ・スタイルを持っています。
レイ・ドラモンド(b)とビリー・ハート(ds)との組み合わせも良いですね。
ストレートで軽快な演奏からじっくりと聴かせるバラードまで中々に凝った構成です。
バランスの良い仕上がりで飽きずに聴き通せた一枚です。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(まじめ系)