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Dragon's Jazz Corner
Anna Kolchina (vo)
* ANNA KOLCHINA / WILD IS THE WIND
anna kolchina(vo),
john di martino(p), peter washington(b), willie jones(ds)
2018/Venus/
1 Wild Is The Wind (D.Tiomkin/N.Washington)
2 So In Love (C.Porter)
3 Do You Something To Me (C.porter)
4 Don't Worry 'bout Me (R.Bloom/T.Koehler)
5 You Won't Forget Me (K.Goell/F.Spielman)
6 Don't Look Back (K.Dunham/J.Mandel)
7 Exactly Like You (J.McHugh/D.Fields)
8 I Never Told You (J.Mandel/A.Hamilton)
9 With A Song In My Heart (R.Rodgers/L.Hart)
10 It Never Was You (K.Weill/M.Anderson)
11 A Fine Romance (J.Kern/D.Fields)
12 You Can Have Him (I Berlin)
13 Day By Day (A.Stordahl/P.Weston/S.Cahn)
14 A Sinner Kissed An Angel (L.Shayne/M.David)
先週のアレキサンドラ・シャキナ(vo)に続いてアンナ・コルチナ(vo)を入手しました。
ヴィーナス盤ではアナスタシア・リュトヴァ(vo)を含むロシア出身の歌姫3人を聴いたことになります。
シャキナがしっとりとした深く沈み込む歌声が特徴ならコルチナは耳元で囁くような歌い方が特徴です。
ハスキーなコルチナはロマンティックな演奏に定評があるジョン・ディ・マルティーノ・トリオがよく合います。
シャキナとコルチナの二人の聴き比べは面白かったです。
ベストはやはり表題曲になった「Wild Is The Wind」(邦題:野生の息吹)になるでしょうか。
ピーター・ワシントンのベース1本で歌われる「You Won't Forget Me」も良かったです。
有名スタンダードの「Day By Day」も聴きどころになりました。
今作でのコール・ポーター作品は「So In Love」と「Do You Something To Me」の2曲、
ロジャース&ハートの「With A Song In My Heart」はボサノバのアレンジで歌われていました。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(くつろぎ系)
* ANNA KOLCHINA / STREET OF DREAMS
anna kolchina(vo),
Massimo farao(p), aldo zunino(b), marco tolotti(ds)
2014/Venus/
1 Street Of Dreams (A.M.Lewis/V.Young)
2 Just One Of Those Things (C.Porter)
3 I Remember Clifford (J.Hendricks/B.Golson)
4 Imagine My Frustration (D.Ellington/B.Strayhorn/G.Wilson)
5 The Good Life (S.Distel/J.Reardon)
6 Easy Living (L.Robin/R.Rainger)
7 Don't Fence Me In (C.Porter)
8 I Didn't Know About You (B.Russell/D.Ellington)
9 As Long As I Live (T.Koehler/H.Arlen)
10 Strollin' (J.Hendricks/H.Silver)
11 Can't Help Loving Dat Man (O.Hammerstein/J.Kern)
12 I Hear Music (F.Leosser/B.Lane)
アンナ・コルチナ(vo)ももう1枚聴いてみたいと思いました。
今作がデビュー盤でイタリアのマッシモ・ファラオ・トリオがバックを務めています。
前回聴いた「Wild Is The Wind」はジョン・ディ・マルティーノ・トリオがバックでした。
前回も良かったけれど聴き比べてみると今作の方がやや優ったかと思います。
デビュー作ということでコルチナが持つ音楽性が紹介されることになりました。
表題曲の「Street Of Dreams」では深みのあるブルージーな歌声を聴かせてくれています。
声も良く出ているし表現力も豊かでコルチナは歌が上手いと思います。
3や10の幅広い選曲も凝っているし、キッチリとしたピアノ・トリオのジャズ度も高かったです。
「Just One Of Those Things」はコール・ポーターではベスト5に入る好きな曲です。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(くつろぎ系)