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Dragon's Jazz Corner

Andy Williams (vo)


* ANDY WILLIAMS / WARM AND WILLING
andy williams(vo)
robert marsey & his orchestra
2014/Hallmark/


1 Enbraceable You
2 How Long Has This Been Going On
3 The Touch Of Your Lips
4 I See Your Face Before Me
5 The Way You Look Tonight
6 If Ever I Would Leave You
7 My One And Only Love
8 Stranger On The Shore
9 Warm All Over
10 More Than You Know
11 Love Is Here To Stay
12 Warm And Willing


前回「The Shadow Of Your Smile」(1966)というアルバムを紹介しました。
そこでアンディ・ウィリアムスの良さを再認識しました。
もう少し聴きたくなって「他に何かないかな?」と探して今作を選んだわけです。
ジャズスタンダードのバラード作品集なのでどの曲も同じような感じになっています。
良いか悪いか、それが好みの分かれるところだと思います。
それでも歌の上手さは十分に感じることが出来ました。
静かにのんびりと過ごしたい時にBGMで流すにはピッタリのアルバムです。
特に表題曲の(12)「Warm And Willing」はお気に入りになりました。
多分アンディのオリジナルでしょうね。
良い曲なんだけどカバーしている人が案外に少なかったのは意外です。
もっと知られてくればスタンダードになっても可笑しくないと思うけどねぇ〜。

(くつろぎ系)




* ANDY WILLIAMS / THE SHADOW OF YOUR SMILE
andy williams(vo)
1966Rec/CBS/


1 The Shadow Of Your Smile
2 That Old Feeling
3 Meditation
4 Try To Remember
5 MIchelle
6 Somewhere
7 The Summer Of Our Love
8 Peg O'My Heart
9 How Insensitive
10 Yeaterday
11 Bye Bye Blues
12 A Taste Of Honey


実はアンディ・ウィリアムス(vo)のアルバムを買ったのは初めてです。
アンディはスタンダードも数多く歌っているけど「ジャズとはちょっと違うか」と思っていました。
ここでも「That Old Feeling」やボサノバの「Meditation」「How Insensitive」はそうですね。
アメリカで「アンディ・ウィリアムス・ショー」が始まったのは1962年でした。
収録時の66年はアンディがこれ以上ない絶好調だった時期に合致します。

今作を買ったのには理由があります。
あるところで心に残る歌を聞きました。
3拍子のワルツのとてもいい曲で「一体これは誰の曲だろう?」と思いました。
それから色々と捜索が始まったんだけどこれがまた面白かったです。
最初は若い頃のシナトラかと思ったけど違いました。
まずは曲探し?、スタンダードならシナトラが歌っていない曲はないからね。
でも見つからなかった。
次に歌手は誰?、もうちょっと甘い歌声で声の伸びが素晴しくしっかりと歌っている。
ジャズではなくポピュラーかも知れない。
声質からひょっとしてアンディ・ウィリアムスじゃないかと思って探してみました。
そうしたらようやく見つけました。

今作に入っている(7)「The Summer Of Our Love」という歌がそうです。
結局、スタンダードではなかったです。
ジャズ・ファンには馴染みがあるマーティ・ペイチ(p)がこの作品のために書いたオリジナルでした。
ていうか、「この歌がなぜスタンダードになっていないのか」が不思議な気がしました。
知る限り誰もカバーしてないし、こういうのをまさしく埋もれた名曲っていうんでしょうね。
流れるようなとても美しい曲で何度聴いても「いいな」と思う。

(くつろぎ系)