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Dragon's Jazz Corner

Alina Engibaryan (vo)


* ALINA ENGIBARYAN / DRIVING DOWN THE ROAD
alina engibaryan(vo),
alex sipiagin(tp), seamus blake(ts), sergej avanesov(ss)(6,10),
misha tsiganov(p), boris kozlov(b), donald edwards(ds),
jd walter(vo)(2)
2016/N.C Music/

1 Driving Down The Road (M.Tsiganov/A.Engibaryan)
2 Love Song (A.Engibaryan/J.Walter)
3 Make Sure You're Sure (S.Wonder)
4 Hope And Despair (M.Tsiganov/A.Engibaryan)
5 Creepin' (S.Wonder)
6 Snova (P.Metheny/A.Engibaryan)
7 Sound Advice (J.Bergonzi/A.Engibaryan)
8 Another Rainy Day (M.Tsiganov/A.Engibaryan)
9 All Or Nothing At All (A.Altman/J.Lawrence)


「Alina Engibaryan(vo)」は初見、「アリーナ・エンギバーヤン」と読めばいいのかな。
ロシア出身の若手ジャズ・ヴォーカリストです。
ジャズ友でヴォーカル通のTさんが「ジャズ度が高いヴォーカル盤」として紹介してくれました。

いいですね、この人は・・・久々にガツンときた女性ジャズ・ヴォーカリストです。
声質はちょっとかすれたハスキー・ボイスだけど生々しさを感じさせないのが特徴かな。
アレックス・シピアギン(tp)をはじめロシア出身の強力プレイヤーが脇を固めています。
加えて注目のシーマス・ブレイク(ts)やドナルド・エドワーズ(ds)まで参加しています。

全9曲は自身のオリジナル1曲とその他8曲の構成ですが5曲は自身が作詞しています。
エンギバーヤンはシンガー・ソングライターの一面も持っているようですね。
それはスティービー・ワンダーが2曲含まれていることに繋がっているかも。
パット・メセニー(g)はともかくジェリー・バーゴンジ(ts)の曲は珍しいと思います。
ただ1曲のスタンダードの(9)「All Or Nothing At All」のバックにはキーボードが起用されました。
1曲目の「Driving Down The Road」のドライブ感とノリにグイと引き込まれることは確実です。
2曲目の自作曲「Love Song」は男性ヴォーカリストとのデュオです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)