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Dragon's Jazz Corner
Alex Graham (as)
*ALEX GRAHAM SEXTET / BRAND NEW
alex graham(as), jim rotondi(tp), steve davis(tb),
david hazeltine(p), rodney whitaker(b), carl allen(ds)
2008/ORIGIN/
ジャケットがジャケットなので一瞬引きましたが中身はハード・バップ・テイストが詰まっていました。
アレックス・グラハム(as)は初見ですが共演者を見たら入手せざるを得ません。
ジム・ロトンディ(tp)、スティーヴ・デイビス(tb)、デヴィッド・ヘイゼルタイン(p)、
ロドニー・ウィテカー(b)、カール・アレン(ds)という生唾ものの組み合わせです。
このメンバーによるスタンダード・ナンバーが聴けるのは魅力十分です。
フロント3管の美しいアンサンブルとハーモニー、ゆったりとした自然体のアルバム作りに好感を持ちました。
一番の聴きどころは(9)「SKYLARK」でピアノとデュオで演奏されるバラードです。
キャノンボール・アダレイを彷彿とさせるところに彼が只者ものではないことの証明になります。
自作の(2)「PIG PIG」はジャズロック調のテーマをもつカルテット演奏で面白かったです。
スタンダードでは(3)「ALL THE THINGS YOU ARE」〜(4)「WHERE OR WHEN」〜
(5)「FOR THE LOVE OF YOU」〜(6)「JUST YOU, JUST ME」が続きますがこれが実に心地良い流れです。
アレックス・グラハムの今後の成長を期待したいと思います。
共演者ではジム・ロトンディ、デヴィッド・ヘイゼルタイン、カール・アレンが好調とみました。
[ ドラゴン流目立たないけどいいアルバム ]
(中間系)