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Dragon's Jazz Corner

Albert Sanz (p)


*ALBERT SANZ QUARTET / LOS GUYS
albert sanz(p)
chris cheek(ts,ss), larry grenadier(b),jeff ballard(ds)
2004/FRESH SOUND NEW TALENT/

1 Saritah
2 Don't Wait For 6
3 Nana
4 Todo A Su Tiempo
5 Buscando El Puente


スペインの「FRESH SOUND NEW TALENT」盤は新人の登竜門として無視出来ないレーベルになっています。
このようなそのものズバリの狙いを持つレーベルは長続きしてほしいと思います。
アルバート・サンズはスペインの注目のピアニスト、クリス・チークは新感覚のサックス奏者で私は好きです。
この二人がニューヨークに乗り込んでラリー・グレナディアー(b)とジェフ・バラード(ds)と共演。
それだけでも刺激的ではありませんか、私は興味津々でCDをトレイに乗せましたよ。
浮揚感のあるクールなサウンドにアメリカの二人の抜群のスイング感がマッチして見事な仕上がりです。
一発勝負のスリル満点、時代の最先端を行くサウンドが聴ける、貴重なライブ盤だと思います。
演目は全てサンズのオリジナルですが内容が良いので飽きさせません。
5曲目が二部構成になっているのはアンコールでしょうか、全体で25分ほどの演奏になっています。
前半は11分、後半の曲名はありませんが13分強の熱演で素晴らしいです。
プロデュースはサンズ自身なのであまりの出来の良さに追加したのかもしれませんね。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)