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Dragon's Jazz Corner

Alan Pasqua (p)


*ALAN PASQUA TRIO / STANDARDS
alan pasqua(p), dave carpenter(b), peter erskine(ds)
2007/FUZZY JAZZ/

アラン・パスクァ・トリオのスタンダード作品集です。
アラン・パスクァはポップスからハード・バップまでこなす幅広い音楽性を持つ才人です。
活躍している割に意外とリーダー作は少ないですが根強いファンがいると思っています。
以前から何度も共演しているこの名手3人は気心の知れた仲で安心感、安定感があります。
内容がほぼ予想されてしまうので面白みはありませんが、「やはりなぁー」という感じです。
もう少し突っ走ってくれると良いのですがこれが彼の持ち味なんでしょうね。
上品で癖のないくつろぎ系ピアノ・トリオのお手本になる作品です。

「The Way You Look Tonight」、「Dear Old Stockholm」、「Deep In A Dream」、
「Con Alma」、「It Never Entered My Mind」、「Speak Low」、「I'm Glad There Is You」、
「I Hear A Rhapsody」、「I'm Old Fashioned」、etc

(くつろぎ系)




*ALAN PASQUA TRIO / BODY & SOUL

alan pasqua(p), darek oles(b), peter erskine(ds)
2004/VIDEOARTS/

1 You Must Believe In Spring
2 Highway 14
3 Stella By Starlight
4 Barcelona
5 God Only Knows
6 All The Things You Are
7 A Winter Shade Of Pale
8 Body & Soul
9 Wichita Lineman
10 Smile

どちらかと言うとフュージョン・シーンでの印象が強いアラン・パスクァ(p)の初のピアノ・トリオのリーダー作です。
ジャッキー・バイヤード(p)やサド・ジョーンズ(tp)に師事、さらにジョージ・ラッセル(arr)の薫陶を受けたとあります。
これだけでも単純ではありませんね。多才で面白い個性を持ったピアニストだと思います。
最近ではピーター・アースキン(ds)の「LIVE AT ROCCO」や「BADLANDS」で好プレイを披露していました。
当然ながらピーター・アースキンとは気心も知れていて相性は抜群、トリオとしてのバランスもいいですよ。
ビル・エバンス〜キース・ジャレット系のピアニストでリリカルで透明感のあるプレイが持ち味です。
しかし、ウエスト・コーストの影響でしょうか。リリカルでもそこはかとなく暖かさや明るさを感じさせます。
私などもいいなあーと思って注目していたところです。
まさにグット・タイミングでニュー・アルバムが登場しました。
アコースティック・ピアノ・トリオのお薦めの一枚です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




*ALAN PASQUA QUINTET / DEDICATIONS
alan pasqua(p), dave holland(b), paul motian(ds),
gary bartz(as), randy brecker(tp), michael brecker(ts)
1999/Postcards/

美しいピアノが輝く、メイン・ストリームなハード・バップ・ジャズ。
いいですねえー、パスクアさんは。




*ALAN PASQUA TRIO / MILAGRO
alan pasqua(p), dave holland(b), jack dejohnette(ds),
michael brecker(ts)
1994/Postcards/

アラン・パスクア(p)の美しいピアノが堪能できます。
ゲストがマイケル・ブレッカー(ts)でバックのメンバーも凄い。
90年代、お勧めのピアノ・トリオ。