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Dragon's Jazz Corner

Alain Jean-Marie (p)


*ALAIN JEAN-MARIE TRIO / LAZY AFTERNOON
alain jean-marie(p), gilles natural(b), john betsch(ds)
2000/Shai/

フランスのピアニスト、アレイン・ジーン‐マリエもまたピアノ・トリオ・ファンに知られています。
独特の感性と力強さを持っています。
ここでもジェームス・ウィリアムス(p)、チャールス・ミンガス(b)などを取り上げています。
今作はレア盤の一枚で探している人も多いかもしれませんね。

「Lazy Afternoon」、「Relaxin' At Camarillo」、「U.M.M.G」




* ALAIN JEAN-MARIE TRIO / SERENADE
alain jean-marie(p), eric vinceno(b), claude montreon(ds)
1998/Declic/

1 Bibuine The Be-Bop
2 Serenade
3 Vallee Heureuse
4 Antilope
5 Retour Au Pays Natal
6 AJM Blues
7 Children
8 Doubou't Ti Manmaye
9 Resolution
10 The River
11 Going Down To The Market
12 Enjoy Life


フランスのピアニスト、アラン・ジャン・マリーの作品です。
日本ではフランスの大御所テナー奏者のバルネ・ウィランとの共演で知られるようになりました。
特にビギン+ジャズの名手として知られています。
有名なのは「ビギン・ザ・ビギン」・・・ビギンと聞いて中村八大さんの「黄昏のビギン」を思い出しました。
水原弘さんやちあきなおみさんの歌でヒットしましたが魅力ある曲なので現在でもカバーする歌手が多いですね。

全12曲は自身のオリジナル8曲とその他4曲の構成です。
いずれもカリブの香りがいっぱいの独特のリズムと感性を感じさせる演奏になっています。
アランは同じカリブ海出身のモンティ・アレキサンダー(p)やミシェル・カミロ(p)にも劣らない超絶技巧の持ち主です。
パワフルで切れ味鋭く、華麗でお洒落で、スピード感に溢れています。
つい踊りたくなるようなサウンドはたまらなく魅力的です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




* ALAIN JEAN-MARIE TRIO / BIGUINE REFLECTIONS
alain jean-marie(p), eric vinceno(b), serge marne(ds)
1992/Karac/

1 Begonia
2 Doudou Pa Plere
3 Ta ta ta
4 Tou Sa Se Pou Doudou
5 Tieri An Lan Demil
6 Ka I Fe-w
7 Bone An Mwen Pati
8 Haitian Child
9 Pa Ban Mwen Kou
10 Gwadloup An Nou
11 Driv
12 Chofe Bigin La


フランスのピアニスト、アラン・ジャン・マリーはビギンの名手です。
ビギンはカリブ海のダンス音楽で4分の4拍子の軽く流れるようなリズムが特徴です。
ジャズではコール・ポーターの「ビギン・ザ・ビギン」が極め付きになるかな。
日本では中村八大と永六輔のコンビで作られた水原弘の「黄昏のビギン」が有名です。

今作はビギンの曲だけを取り上げた作品なのでマニアックですが面白いと思います。
美しく流麗なタッチと自然に身体が揺れてくるビギンのリズムが心地良いです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




* ALAIN JEAN-MARIE TRIO & QUARTET / FRIENDS MEETING
alain jean-marie(p), gus nemeth(b), al levitt(ds) : (1,3,5,7,9,11)
alain jean-marie(p), andre condouant(g), patrice caratini(b), oliver johnson(ds) : (2,4,6,8,10,12)
1982/Disque Debs/

1 Short Play
2 Groovin Up
3 Bongo Bop
4 Island Song
5 Skylark
6 Hubb's Bag
7 Al's Groove
8 Kako
9 Cosmaunaute
10 Bubble Gum
11 Jeanine
12 Tranes Mirror


最近のピアノ聴きのお気に入りは先日紹介したビル・メイズとこのアラン・ジェーン・マリーです。
今作はピアノ・トリオとギター入りカルテットの両方が楽しめる徳用盤です。

全12曲はメンバーのオリジナル7曲にその他5曲の構成です。
トリオはスタンダードが中心でカルテットはアンドレ・コンデュアント(g)のオリジナルが中心になっています。
つまり一粒で二度美味しい作品ということですね。
マリーはカリブ海出身のビギンの名手で切れ味鋭い華麗なピアノを聴かせてくれます。
当然ここに参加の友人達もカリブ海の香りがするけどみんながテクニシャンなので驚きました。
独特のリズム感と明るさを持った作品です。
特にアンドレ・コンデュアントに注目しました・・・流麗なギターさばき素晴らしいです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)