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2021年、みんなのベスト3

(1)>910さん

たぶん今までで一番風変わりな、毎年恒例の年間ベスト3です。昨年12月から今年11月までで選んでます。今年は上半期にいいのがあって迷い(ECMとかは1年を通して最後まで迷いました)、そして日本人のアルバムもいいのがあって迷い(上半期で次点で3枚選んでます)、なかなか決まらなかったのですが、結局上半期で選んだ2枚と、マーク・ジョンソン作のベース・ソロアルバムにしました。パット・メセニーの作曲家に専念したアルバムとか、上原ひろみの弦楽四重奏団とのアルバムなども気になっていたのですが、3枚となるとどうしても最大公約数的にはなってしまいます。しかも、ジャズの好みは十人十色で、ベスト3をやっても、あまり他の人と重なるところがないのが面白い。私も今回次点を含めて4ビートはほぼないし、今年は特殊だと思います。ベース関係が2枚になってしまったのは、自分がエレキ・ベースを趣味程度ですが弾くことと関係あるのかもしれません。つまらん、とか言われそう。なお、この5枚は偶然にも、Amazon Music HDのストリーミングで、全てハイレゾ(96k/24)で聴けます。

■Tone Poem/Charles Lloyd(Ts, Afl) & The Marvels(Blue Note)(輸入盤) - Released 2021. Bill Frisell(G), Greg Leisz(Steel G), Reuben Rogers(B), Eric Harland(Ds) - 1. Peace 2. Ramblin' 3. Anthem 4. Dismal Swamp 5. Tone Poem 6. Monk's Mood 7. My Amor (Live) 8. Lady Gabor 9. Prayer

(21/03/30)チャールス・ロイド作は4-5、9曲目で、オーネット・コールマン作が1-2曲目、レナード・コーエン作が3曲目、セロニアス・モンク作が6曲目、ガボール・サボ作が8曲目など。収録時間は70分。Marvels名義では3作目なので、けっこう力を入れているグループ。やはりビル・フリゼールとGreg Leiszが全体に及ぼすサウンドの効果は大きく、彼らの名義にしてもおかしくないような影響力を持ってます。特に3曲目など。今回はカヴァー曲は多めですが、1-2、6曲目なども、彼らのオリジナルのような調子で演奏してます。4曲目のアルト・フルートもなかなか雰囲気がいい。タイトル曲の5曲目は出だしに自由なスペースがあって、本編はメロディアスな雰囲気。ロック的なビートに乗る8曲目はややアグレッシヴな感じ。

■Another Land/Dave Holland(B), Kevin Eubanks(G) & Obed Calvaire(Ds)(Edition Records)(輸入盤) - Recorded September 11, 2019. - 1. Grave Walker 2. Another Land 3. Gentle Warrior 4. 20 20 5. Quiet Fire 6. Mashup 7. Passing Time 8. The Village 9. Bring It Back Home

(21/06/11)2、5、7、9曲目がデイヴ・ホランド作曲、1、4、6、8曲目がケヴィン・ユーバンクス作曲、3曲目がObed Calvaire作曲。収録時間は67分。ホランドは一部エレクトリック・ベース(1、6、8曲目)とアコースティック・ベースを使い分けて、ファンク的な曲が入っています。ギター・トリオというシンプルな編成でこれだけの時間聴かせるのはなかなか大変なのに、また録音でのエレキベースは最近ほとんどなかっただけに、やはりホランドは年齢の割になかなかトンガっているなあと。静かな曲もありますが、なかなか渋くて雰囲気が出ています。時間が長めなので、それぞれの演奏の間の空き方(同じフレーズの繰り返しとか)にも味が出ていることが分かります。熟練の2人と若手のドラマーとの渋いコラボレーションですね。

■Overpass/Marc Johnson(B)(ECM 2671)(輸入盤) - Recorded January and February 2018. - 1. Freedom Jazz Dance 2. Nardis 3. Samurai Fly 4. Love Theme From Spartacus 5. Life Of Pai 6. And Strike Each Tuneful String 7. Yin And Yang 8. Whorled Whirled World

(21/08/28)1曲目がエディ・ハリス作、2曲目がマイルス・デイヴィス作、4曲目が映画音楽の他は、マーク・ジョンソンの作曲ないしは即興演奏。収録時間は43分で、アコースティック・ベースのソロになっています。プロデュースはマーク・ジョンソンとイリアーヌ・エライアス。1曲目はベースパートを奏でつつのそこにメロディのアドリブをはさんでいるので、ノリがあって退屈させない演奏になってます。他の曲でもその攻め方は実践しているようで。3曲目は音からすると多重録音のようですが。さすがやり手のベテラン・ベーシストという雰囲気の曲が続き、ECMにしては少し賑やかかな、という感じも、おそらく持ち込み音源だからなのかも。それでいて、ベース・ソロでの間というか、自然発生的にできてくる空間を大切にしています。

(次点2枚)
シルヴァー・ライニング・スイート/上原ひろみ(P) ザ・ピアノ・クインテット(Telarc)
Road To The Sun/Pat Metheny(Comp, 42 String G on 11)(Modern Recordings)

実は創りこみとかサウンドの点では、この次点の2作の方が圧倒的に高いのだけど、もっと気軽に聴けてしみこむものを、というのは年齢に関連するかもしれないなあ、と思ってみたりもします。


(2)>ゴロピカリさん

Best3です。
こちらのCDショップでは、ジャズはごくわずかしか置いてありません。
新譜もよくわからないので、ネットで「優秀録音 ジャズ」で検索して買うことが多いです。

順不同です
■King Maker / Joel Ross
 Immanuel Wilkins (as)、Jeremy Corren(p)、Benjamin Tiberio (b)、Jeremy Dutton(ds)、Gretchen Parlat(vo) 2019年5月3日

■Ambition / 外山 安樹子
 外山安樹子(p)、関口宗之(b)、秋葉正樹(ds) 2011年3月3日

■The Masters / 宮之上 貴昭
 宮之上貴昭(g)、岡淳(ts)、吉岡秀晃(p)、井上陽介(b)、大坂昌彦(drm) 2020年12月12日


(3)>baikinnmannさん

まずは自身の近況報告です。
1) 3月長女が大学卒業、家に帰ってきました。4月家から通えるとことに就職し無事社会人となってくれました。
2) 長男はまだ高3で来年大学受験・・なのであと5年ほどは現役で働かなければなりません。
3) 年363日ほど飲んでいたお酒、10年程前から週1日禁酒を続けていましたが、今年9月からは週2日禁酒することとし継続中です。理由は、①健康のため(ボケ防止も含み) ②経済効果を狙って ③音楽タイムを増すため(飲むとすぐ寝てしまう) ④飲める日の感動を増ため・・でも断酒はできないかな・・10年先にまた考えます(笑)
でっ、本題の”ベスト3”今年で13度目の参加となりますが、宜しくお願い致します。
今年新旧問わず新たに出会った54作品の中からの選出です。

2021年JAZZアルバムベスト3 ♪♪♪
■Yaron Herman / Songs Of The Degrees(BlueNote2019.2リリース)
Yaron Herman (p) Sam Minaie (b) Ziv Ravitz (ds)
イスラエル出身でパリ在住のピアニスト ヤロン・ヘルマン(1981.7.21-)の原点に返ってのアコースティックでのトリオ作。
躍動感・緊張感・美しさを併せ持ち、三位一体で迫ってくる壮大なサウンド。また所々で民族色ある表現が良い味付けとなっていて、ドラマチックで感動的なピアノトリオサウンドが展開されます。
完成度大、現代最高のピアノトリオの一つと確信??

■Shinya Fukumori / Another Story(nagalu 2020.8.22-24録音)
Disc.1「月」Disc.2「花」
福盛進也 (ds) CD1(M1-6) CD2(M2,4,5,7)
林正樹 (p) CD1(M1,2,7) CD2(M1-7)
佐藤浩一 (p) CD1(M4-6) CD2(M1,6,8)
藤本一馬 (el-g.ac-g) CD1(M1-6) CD2(M2,4,5)
Salyu (vo) CD1(M3,7) CD2(M3,4)
北村聡 (bandoneon) CD1(M1) CD2(M5,7)
田辺和弘 (b) CD1(M1) CD2(M5) 西嶋徹 (b) CD1(M2) CD2(M2)
青柳拓次(vo.ac-g) CD1(M4) CD2(M7) 小濱明人(尺八) CD1(M4,6)
蒼波花音(as) CD1(M6) CD2(M6) 甲斐正樹(b) CD2(M7)
ECMにリーダー作「For 2 Akis」(2018年リリース)で話題を呼んだ福盛進也(ds)さん(1984.1.5大阪生まれ)が自ら立ち上げた新レーベル”nagalu”(流る)の記念すべき第一作。
Disc.1「月」Disc.2「花」とのサブタイトルどおり、和の心満載!美しく繊細で深みもあり一つ一つの音を楽しめ、日本人としてどこか懐かしさもあり心に染みる滋味で良質なサウンド。
ゆっくりと流れる極上の時間を楽しむことができるアルバムです。

■Sumire Kuribayashi Trio / LIVE at Dede STUDIO TOKYO
(自主制作2020.6.26ライブ録音)
栗林すみれ (p) Marty Holoubek (b) 石若駿 (ds)
栗林すみれさん (1986.4.20- 長野県出身)の2020.6月に行われたトリオによるライブ配信をCD化した作品。
彼女独自の「すみれ色」と評されるピアノは、女性らしくソフトで優しい面、激しさ・ダイナミックさも持ち合わせ、メロディアスで表現力に富む。
曲や演奏の瞬間瞬間への順応性にも長けていて、腕利きのトリオのメンバーとの三位一体のインタープレイも素晴らしい。
彼女のピアノ+唸り声(ささやき)にその熱い気持ちをのせて迫ってくる情熱的で心に響くサウンドで元気をもらえます。

次点?? スイス、イタリアの2作品です。
何れもベスト3と大差ない良作です。
★Thierry Lang & Heiri Känzig / Celebration(UNIVERSAL 2018.12.21-22)
Thierry Lang (p) Heiri Känzig (b)
スイスのピアニスト ティエリー・ラングと彼の長年のパートナーであるベーシスト ヘイリ・カンジグ(NY生まれ)との温かく愛情に満ちた豊潤で極上のDUO

★Daniele Di Bonaventura Michele Di Toro / Vola Vola(Caligola2019.3録音)
Daniele Di Bonaventura (bandneon) Michele Di Toro (p)
イタリア発、ピアニスト ミケーレ・ディ・トロとバンドネオン奏者ダニエル・ディ・ボナヴェントゥーラとの美しくロマンチックで心に響くDUO


(4)>ねひつじさん

今年もベスト3、よろしくお願いします。
2枚は上半期と変わらず。
いつも中古盤ばかりですが(笑)、今年は2020~21年にリリースされた3枚です。

■The George Coleman Quintet / In Baltimore (1971)
■Roy Brooks / Understanding (1970)

近年になって発掘された、ボルチモアの「Famous Ballroom」というクラブでのライヴ音源です。
前者はピアノがAlbert Dailey、後者はHarold Mabern です。熱い!
錚々たる濃いメンバーが私には垂涎モノですね(笑)

■太田寛二トリオ / Bebop Kanji at Julian Again Vol.1 (2021)

このコロナ禍のうっ憤を晴らすかのようなビバップ・ピアノの快演、
録音予定になかったという「Salt Peanuts」が素晴らしい出来です。
 サックスとトランペットが加わったVol.2 も良いです。


(5)>A.tomyさん

毎年のことですが、3枚目に迷いに迷って、
今年はいったんチャラにして、もう一度選び直しました。

■本田竹広「EARTHIAN AIR」 FunHouse
本田さんのピアノは、聴く者を駆り立てる。煽る。そして、大きく温かい手の平にすくわれる。

■phillip strange「ONE SUMMER AFTERNOON」 NewTruth
今年上半期に最も力を入れて聴いていたピアニストがphillip strange!特にソロや歌伴が二重丸。

■佐藤允彦&carlo actis date「LIBERISSIMO」 BAJ
佐藤さんは何でもできちゃう。ココでは相方を主役に魅せる。フリーとメロディアスの二刀流。


(6)>oza。さん

例年の通り順番をつけないで3枚と、特別賞を1枚挙げます。

■"Squint" Julian Lage (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/483242173.html )
ロックンロールとかアメリカーナといった様相の曲が並ぶんですが、これがことのほか格好良い。

■"Magic Of Now" Orrin Evans (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/484577512.html )
聴き込んで凄さを実感したアルバム。Orrin Evansってこんなに良かったっけ?とあらためて驚嘆しました。

■"Imaginary Visions" Miho Hazama (https://www.amazon.co.jp/dp/B097S27JR3/ )
ラージアンサンブルとビッグバンドの融合が一段進化したよう印象を持った、実に素晴らしい作品でした。

特別賞
"Into The Forest" 永武幹子 (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/481521244.html )
ライブをたくさん見ている永武さんの満を持しての初リーダー作です。リリースを祝して。


(7)>Tさん

皆勤賞目指して、今年も参加させていただきます。

 早いもので子供も大学生になり、入学した大阪市立大学のジャズ研に入部しました。
楽器はギターで、今はパット・マルティーノとジョン・スコフィールドにはまっているようです。
 自分が死んだ後、大量に残されるジャズやR&BのレコードやCDが産廃にならずにすむのかな~と少し安堵しております(苦笑)。

■1. Raise Up Off Me / Ralph Peterson
新生BNの英才選抜ユニットOTBからデビューしその後ソロにセッションに
大活躍したドラマーラルフ・ピーターソンの遺作。
タイトルの「立ち上がれ」の通り黒人運動をテーマにしたものながら、
ピアノトリオを基本にして女性ヴォーカルや自身のトランペットが絡む
シンプルな構成なので、あまりそれを意識することなく、優秀な現代ジャズとして
愉しむことが出来る。
トニー・ウィリアムスのパワーと80年代、90年代以降のジャズのシャープなキレを
併せ持った稀有な存在のドラマーだっただけに早すぎる死は本当に残念。
蛇足ながら、本作をきっかけに、久しぶりにOTBのマウントフジジャズ・フェスの
実況録音盤を聴き直してみたら、このラルフと後にマイルスからスカウトされる
アルトのケニー・ギャレットの2人の演奏力が別格だった。

■2.At Fillmore West~Don't Fight The Feeling / Aretha Franklin & King Curtis
アリーサ、キングともに代表作となっているフィルモアウェストでのライブ録音を
4枚のCDに完全収録したもので、もともとライノハンドメイドで限定発売されてたものの
通常商品盤。前座のキング・カーティスからメインのアリーサのステージを
当時のシーケンス通りに聴かずして、このコンサートの価値と凄さは伝わらない。
客席にいたレイ・チャールズを急遽ステージに上げて共演したトラックが聴けるのも本盤だけ。

■3.Tempos Futuros / Alex Malheiros
ブラジルのフュージョンユニット、アジムスのベーシストの久々のリーダ作。
久々と言っても、何か目新しいことをやるわけではなく、
アジムスと同じようなサウンドをややベースを前面に出して演っただけだが、
昔からのファンにはこういうのが実にありがたい。
アジムスの楽曲がテーマに使われてた「クロスオーバー・イレブン」の頃に
戻れそうなエバーグリーンなグルーヴがひたすら気持ちいい。


(8)>Suzuckさん

皆さん、お元気でしたか?
コロナ禍、、やっと、収まってきたとおもったら、、「オミクロン」ですか。はぁ。。

■『Merry Christmas From Jose James』

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ジャズ・ヴォーカルの王道路線の優雅さと、洗練されたアーシーな感覚をスムースに使い分ける無二の才能。
メンバーもニューヨークの最先端、ピアノのアーロン・パークスとのデュオも絶品!
ジャケットそのままのジェントリーなクリスマス・アルバム。
2位のマルチンと悩んだのですが、ヴォーカルもインストも素敵なこの一枚に決定!


■『En attendant / Marcin Wasilewski Trio』

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3曲入っている即興も、即興から即興に自然と繋がり、天川の流れでも見ているよう。
最後の最後まで、触発的で決まった形のない美しい流れ、素敵だ。
シンプル・アコースティック・トリオと名乗っていた頃から随分と進化しました。
本質は、変わらぬといいつつも、常に、より美しく、より自在に、そして、さらなる高みを目指す姿勢が好き。

■『Human / Shai Maestro』

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ピアノ・トリオにトランペットが参加。空気をたっぷり含んだ肉声のようなトランペットは、時にメロディアス、時にダイナミックに響き渡る。
常に最先端の向こうを見つめながらも、伝統的な音楽も重視しているシャイ・マエストロ、そのバランス感覚も素晴らしい。イスラエル色は薄いが、洗練された神秘的なサウンド。

そして、次点。
『Embryo - Koichi Sato / 佐藤 浩一』

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ピアニストのストイックさも伝わってくるソロピアノがディスク1、まるで、ピアニストの心の中を覗くよう。
信頼を寄せるメンバーとの演奏はディスク2、たくさんの物語が描かれている。
2枚とおして、「まるごと佐藤浩一」、自分の中に流れる音楽を、とても大切に育て上げた作品。
2年ぶりに上京して、リリースライブにいきました!


(9)>kita3さん

毎年毎年ありがとうございます。1年の振り返りのとても貴重な機会となっており、ドラ様の掲示板には感謝感謝です。さて、今年の傾向ですが、相変わらず旧譜ばかりで、キーワードは①80年代、②ボーカル、③デュオみたいな感じでした。なんか、今更の1枚ばかりで恐縮しつつ書き込みます。どうそ、新年が皆様に佳き年でありますように!

■第1位 Dionne Warwick/Friends In Love…もう今年文句なし1番のヘビロテ盤!この世界観に飢えてました!
■第2位 Shakatak/Live In Japan…今更と恥ずかしいのですが、これまたドハマリ盤。ドラさんの掲示板にいいのかなと躊躇するのですが。
■第3位 Joe Sample &Lalah Hathaway/The Song Lives On…評判になったアルバムで、聞き落としてたか、いいアルバムでした!
〇第4位 Till Bronner & Bob James/On Vacation…大好きな二人、でもYoutube試聴では印象が良くなく、躊躇しながら1年越しに買ったら良かった珍しい盤!
〇第5位 U-Nam/Weekend In L.A.…昨年度に引き続きのベスト10入り。2021年に、このきらびやかさは信じられない!?
〇第6位 Anita Baker/Compositions…クリスマスファンタジーも大傑作でしたが、こりゃまた傑作。良かったです!
〇第7位 Fred Hersch/Everybody's Song But My Own…ここからはようやくジャズっぽく!あまり評判良くないような1枚ですが、大好きなTwo For The Roadの決定版かな!?
〇第8位 J.R. Monterose & Tommy Flanagan/A Little Pleasure…これまた大好きなCentral Park Westにうっとり。トミフラGiant Stepsと甲乙つけがたしでたまりません。
〇第9位 George Robert& Francis Coletta/Estae…ジョージ・ロバートはいいですね~。アマゾンで今購入できます!ぜひお薦め。
〇第10位 Guido Manusardi&Yuri Goloubev/Tandem…毎週末、ジャズブログのサーフィンが欠かさずの至福の時で、そんな中で発見した1枚。ブロガーの皆様に感謝の1枚。


(10)>ドラ

■STEFANO DI BATTISTA QUARTET / MORRICONE STORIES
stefano di battista(as,ss),
fred mardin(p), daniele sorrentino(b), andre ceccarelli(ds)
2021/Warner Music/

1 What Have You Done To Solange?
2 Fear Over The City
3 La Cosa Buffa
4 Veruschka
5 Once Upon A Time In America
6 Mitti, Una Sera A Cena
7 1900
8 The Great Silence
9 Flora
10 The Sunday Woman
11 The Mission
12 The Good, The Bad And The Ugly

コロナの影響で1年4ヶ月振りに出掛けたCDショップで見つけました。
イタリアのステファノ・ディ・バティスタ(as)も久し振りです。
最後に買ったのが2007年だったのでほぼ15年が経ったことになります。
認めてくれたのはかのミシェル・ペトルチアーニ(p)でそのままブルー・ノートの専属になっています。
それだけ実力があったということだと思います。

全12曲はエン二オ・モリコーネの映画音楽作品集です。
モリコーネと言えばマカロニ・ウェスタンですがその他にもいっぱい映画音楽を書いていました。
ロバート・デニーロの(5)「Once Upon A Time In America」は有名ですね。
クリント・イーストウッドの(12)「The Good, The Bad And The Ugly」(続夕陽のガンマン)も大ヒットを記録しました。
内容は実に完成度が高くて素晴らしいジャズ作品に仕上がっていると思いました。
1曲1曲は短いけれど珠玉の名演が詰まっていました。
映画音楽というとメロディや映画の雰囲気に流されてしまう場合がよくあるけどそんなことは感じさせません。
この4人は現在のバティスタのレギュラー・カルテットなのかな、まとまりが良くて一体感がありました。

■MICHEL EL MALEM QUINTET / DEDICATIONS
michel el malem(ts,ss), marc copland(p),
romain pilon(g), stephane kerecki(b), luc isenmann(ds)
2020/Inner Circle Music/

1 Salvador Batman
2 Lieb On The Road
3 Renee & Charles
4 Wonder Manon
5 Cercle
6 Mr MC

ミシェル・エル・マレム(ts)は初見、フランス盤です。
マレムの師匠格に当たるのがディヴ・リーブマン(ts)とここでも共演しているマーク・コープランド(p)らしい。
なぜなら2曲目がリーブマンに6曲目がコープランドに書いているからです。
全6曲は全て自身のオリジナルで占められています。
それぞれが凝ったアレンジになっていてマレムは自分のやりたいことをやっていると思います。
私は単純に「ジャズだなぁ~」と思いましたよ・・・自由に展開して表現しています。
特に正解だったのはコープランドを共演者に迎えたことです。
ここでのコープランドの存在感が凄い。
全体の雰囲気から何から何までアルバムの価値を決定付けたと言っても過言ではありません。

■ORRIN EVANS QUARTET / THE MAGIC OF NOW
orrin evans(p), vicente archer(b), bill stewart(ds),
immanuel wilkins(as)
2021/Smoke Sessions records/

1 Mynah / The Eleventh Hour (B.Stewart/M.Miller)
2 Libra (O.Evans)
3 The Poor Fisherman (I.Wilkins)
4 MAT-Matt (O.Evans)
5 Levels (I.Wilkins)
6 Momma Loves (I.Wilkins)
7 Dave (O.Evans)

オーリン・エヴァンス(p)の今作は良かったです。
私はちょっとショックを受けました。
オーリン・エヴァンスってこんなに良かったのかと・・・。
今まで気付かないってどうしょうもありませんよ。
最初に聴いたのはドラマーのラルフ・ピーターソンのグループだったと思います。
リーダー・アルバムも1枚だけ持っていたけど全然印象に残っていなかった。
多分その時は違うところに耳が向いていたんだろうね。
セシル・テイラー、アンドリュー・ヒル、ハービー・ハンコックやもちろんセロニアス・モンクの影響も感じる。
私はこういったピアニストも大好きなので彼らが合わさったようなオーリンがツボにハマりました。
久し振りに気合が入った感じがして、また新たに聴きたい人が出て来たのは嬉しいです。


(11)>madameさん

■1.渡辺貞夫 / JAZZ & BOSSA Live at Suntory Hall

渡辺貞夫さんのサントリーホールでの収録盤。
タイトルも 「JAZZ &BOSSA」
私にとって原点。これは何と彼の音楽活動70周年記念としてリリース。
彼は若いころに、タクトレーベル、というところから同タイトルのアルバムを出していて
そこで彼がフルートで演奏していたボサノバ・ナンバー。
フルートのボサノバがこんなにかっこよく、素敵なんだ、と思いました。
ジャズにもボサノバにも、いろんな意味でまた深く興味を持ってのめりこんだきっかけが
彼のフルートのボサ演奏。ジャズになると、よりクールで洗練されていて。
ここではお客さんのナベサダさんへのリスペクトが、拍手で至る所で伝わってきます。
彼の節目の記念すべきアルバム。深い音色に心が満たされていきます。

■2.Embrace / Nobuko Ariake Ayako Shirasaki

ビブラフォンの有明のぶ子さん、アメリカ在住のピアニスト、白崎あやこさんとのデユオ。
全編、二人の対話のような演奏が繰り広げられています。時には早口でおしゃべり、時にはゆったりと会話。
何よりも、二人で演奏する喜び、楽しさが伝わってきます。
それぞれがお互いを刺激し、生かしあってその効果が弾むような生き生きとした演奏になっています。
コロナ前のライブハウスでの録音。
残念ながら、ピアニストの白崎さん、アメリカでがんのために最近、お亡くなりになられました。
まだ50代の若さ。この演奏を聴くと、有明さん、辛いだろうな、と思わずにいられない。
ピアノの和音、ビブラフォンの響きの和音、これが素晴らしい音の広がりを生んでいます。
特筆は5曲目、白崎さんのオリジナルナンバー、Colors
しっとりとした、ロマンチックなメロデイー、そして響き。随時、転調していく感じが、そのまま
どこかへ導かれていく感じに思える。
彼女のオリジナルナンバーに惹かれます。こんな素晴らしい演奏、曲を書いていたのに。本当に残念です。
生でこの二人の演奏を聴きたかった。
敬意を表して、今年のベスト3に選ばせていただきます。

■3.RESONANCE / CHICK COREA & OZONE MAKOTO

今年、最もショックだったCHICK COREA の訃報。信じられない思いでした。
コロナがおさまって、再びブルーノートで彼のLiveに行くのが楽しみでした。
彼と親交のあった小曽根真さんとの素晴らしいデュオ作品です。
どこまでも自由に音を紡いでいく演奏。時折、置いてかれる?感覚も感じつつ、
ひたすら二人の、かなたまでも飛翔していくようなフレーズに、魅了されます。
二人の信頼関係、お互いをリスペクトしあい、なおかつ、遊びつつ、楽しむ。
そんな姿を随所に感じます。
ジャズとかクラシックとか、そんなジャンルを楽々乗り越えて、と思うと戻って来て?
本当に一切の枠、形を取り払った、見事なインプロビゼーション。
2枚組というボリュームは、聞きこむうちにこの二人に、浮世を離れた自由な世界に
連れて行ってもらうかのような感覚になります。
自由に、自由に飛翔して、そのまま逝ってしまったんだな、聞き終わってそんな感じになりました。
でも暗くない。こちらが勝手に、感傷に浸ってるだけ。

天才ゆえに、凡人には、測れないきらめき、光を遠くに届け続けていた彼の音楽に、
ただただ、リスペクトと感謝。

次点

〇SUNSET IN THE BLUE / MELODY GARDOT

久々に聞く、メロデイー・ガルドー。
ストリングスをバックに、しっとりと歌っています。
オープニング・ナンバーの「If You Love Me」 これでたちまち、彼女の世界へ。
心地よく聞けます。
どちらかというと暗いイメージの彼女ですが、このナンバーはゆったりと明るく。
デビューのころから、幅が広がっている感じもしました。
でも彼女の持ち味はしっかりとキープ。
ブラジリアンナンバー、シャンソン、ジャズとジャンルを広げて、美しいオーケストラを
バックに、ドラマを感じさせる歌、アルバムです。

ライブに関しては、この11月、12月で6回。特にブルーノートでのケイコ・リーさん
スペシャルゲストが、ナベサダさん、との情報を公開前に入手して、即、予約。
彼の温かみのあるサックスの音色の余韻がいつまでも残ってました。


(12)>WAKAさん

本数こそ少なかったものの今年行ったライブは全て素晴らしく、改めて生で聴く音楽の魅力を実感した年でした。
横浜アリーナでの坂本真綾さんのライブ、北千住バードランドでの大石学さん&米木康志さんのデュオ、東京ガーデンシアターでの緑黄色社会、自由学園明日館での竹内アンナさんのギター1本での弾き語りライブ、サントリーホールブルーローズでの寺尾紗穂さんソロ、どのライブもその帰り道は幸せな気持ちで満たされました。
どんなに配信ライブが充実が充実しても結局生のライブに戻ってくるのだと思います。

今年のベスト3は以下の通りです。

■①Looking For Jupiter/中島朱葉カルテット(MIDLAND RECORDS LFJC-2101)2021年

・Akiha Nakashima(アルトサックス)
・Naoko Tanaka(ピアノ、ローズ)
・Yuji Ito(ベース)
・Shogo Hamada(ドラムス)

今僕が最もライブで聴きたいミュージシャンの一人が中島朱葉さんです。
その魅力はなんといってもアルトサックスの音色です。
エネルギーがほとばしるような情熱・疾走感を持ちながら、バラード曲では悲しみを内に秘めたような美しさも感じます。とにかくこのサックスを聞き続けていたい!と思わせるような魅力溢れる音色なのです。
タイトル曲「Looking For Jupiter」でカルテットのグルーヴの格好良さに驚き、次のスタンダード曲「Nearness Of You」ではピアノとのデュオでうっとりとさせてくれます。
この曲でのメロディーの崩し方が憎いくらいに素晴らしい…。
2022年は中島朱葉さんのライブに行く事が最優先事項です(笑)

■②Sings Of Love and Sad Young Men・Portrait Of Steve/Steve Lawrence(GL MUSIC GL125)1966年&1972年※2LP's on 1CD

・Steve Lawrence(ボーカル)
・Patrick Williams(アレンジ)
・Nelson Riddle(アレンジ)

山下達郎さんのFM番組「サンデーソングブック」の影響で、男性ボーカルも少しずつ集めています。この人の歌声は僕にとってまさに最上の心地よさ。
様々なスタンダード曲をさらに魅力的に歌い上げてくれる素晴らしいボーカリストです。
「The Good Life」や「More」、「Make It Easy On Yourself」等のいつ聴いても古びない名曲を良い歌声で聴く、これ以上幸せな事があるでしょうか!
Eydie Gormeとのおしどり夫婦でも知られて(?)います。
中古屋に行くたびにこの人の名前を探すのですがなかなか見つからないので、このCDを入手できたのは嬉しかった。

■③Ballads/Don Menza&Frank Strazzeri(Fresh Sound Records FSR-CD5062)1987年

・Don Menza(テナーサックス)
・Frank Strazzeri(ピアノ)

2020年にフレッシュサウンドが再発してくれたCD。
デュオでのバラード集というのは、相当の実力者でないとだれてしまうリスクがあります。
しかしこの2人は見事な演奏でその不安を吹き飛ばしました。
「My Foolish Heart」といえばどうしてもBill Evansのイメージがありますが、このCDでの演奏も名演の一つに加えられるでしょう。
伴奏者としてのFrank Strazzeriの魅力に気づかされる作品でもあります。


(13)>GAKOさん

【今年の総括】
今年も新譜を中心に,64枚ばかり。中には,録音されたのが古いものもありますが。
この数年,ヨーロッパのジャズの進化には,目を瞠るものがあります。ハード・バップを追いかけていた昔のことを思うと,ヨーロッパ音楽の伝統,各地域の民族音楽などをしっかりとジャズに取りこみ,ジャズを世界の音楽として広げていっている印象があります。その一方で,アメリカのジャズもお互いにフィードバックしあいながら,刺激的に変わっているようです。そのため,3枚に絞り込むのは容易ではありませんでした。

では,今年の「ベスト3」。

■* Martial Solal “Coming Yesterday - Live at Salle Gaveau 2019” (Challenge, CR 73516)
   Martial Solal (p).
Rec. Jan. 23, 2019, live at the Salle Gaveau, Paris.

(1) I Can't Get Started (2) Coming Yesterday (3) Medley Ellimgton (4) Sir Jack (5) Tea For Two (6) Happy Birthday (7) Lover Man (8) I'll Remember April (9) My Funny Valentine (8) Have You Met Miss JonesMartial
  Solal のソロ・ライヴ。ライナーノートには,ピアノを弾くのは,このコンサートを最後にする,と本人が書いている。このライブの時点で 91 歳 5 ヶ月だから仕方がないか,と思いつつも,奔放ともいえる斬新なソロ・ピアノを聴くと,引退するのが惜しいと思ってしまう。
 演奏曲は,おなじみのスタンダードやトラディショナル,それにオリジナルの (2) などだが,どれも一筋縄ではいかない。(3) の Ellington メドレイも,《Caravan》 を軸に,Ellington らのいろいろな曲が絡み合い,単純なメドレイではない。テンポもメロディーもハーモニーも自由自在。どれもがそれとわかるのだが,どれもこれもいったん分解され,彼自身のこれまでの経験,人生を踏まえて再構築されたものだ。本当に,引退してしまうのが惜しい。

■* Archie Shepp & Jason Moran “Let My People Go” (Archi Ball, ARCH 2101)
  Archie Shepp(ss:1, 3, 4, 5 ; ts:2, 6, 7 ; vo:1, 4, 6), Jason Moran(p).
Rec. Sep. 12, 2017, live at La Philharmonie de Paris during Jazz á La Villette Festival.
    Nov. 9, 2018, live at the Alte Feuerwache Mannheim, during Enjoy Jazz Festival.

(1)Sometimes I Feel Like A Motherless Child (2)Isfan (3)He Cares (4)Go Down Moses (5)Wise One (6)Lush Life (7)'Round Midnight

 Archie Shepp と Jason Moran のデュオ・ライヴ。最初から,圧倒的な存在感のサックス演奏に,ソウルを絞り出すようなヴォーカルに,まさに 「魂」 が揺さぶられる。これほどストレートに,アフリカ系アメリカ人のルーツを表現できるジャズ・ミュージシャンがほとんどいなくなったことを,改めて思い出させる。Jason Moran のピアノとの一体感も素晴らしい。ジャズ・ファンならば,必ず聴いて欲しい気がする。
 かっての日本制作のアルバムなど比べるべくもない。

■* Christophe Monniot & Didier Ithursarry  “Hymnes À L'Amour - Deuxième Chance” (èmouvance, emv 1044)
  Christophe Monniot (as, sopranino), Didier Ithursarry (accordéon).
©, 2020.

(1) Vetcherai Rado (2) Dede (3) East Side (4) Lilia (5) Pierre qui Vole (6) Banako (7) Oláh Là (8) Une Dernière Danse ?

 サックスとアコーディオンによるデュオ・アルバムで,不思議な雰囲気を生み出す。サックスは,情熱的,刺激的に,アコーディオンと絡み合う。そのアコーディオンの神秘的ともいえる音色が独特のムードを作り上げているのだろう。曲は,Christophe Monniot の (1),(4),(5),(7) と Didier Ithursarry の (2),(3),(6),(8) で,《Hymne À L'Amour》 (《愛の賛歌》) が演奏されているわけではない。サブタイトルにある “Deuxième Chance (二度目のチャンス) ” と合わせて,それがアルバムのコンセプトだろう。





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2020年、みんなのベスト3

(1)>910さん

とりあえず11月分までのCDを聴き終わり、ベスト3を発表する時になりました。いつもそうかもしれませんが、今年はかなりベタなベスト3になってしまいました。有名なミュージシャンを集めればだいたいこれになってしまうという。あとはAmazon Music HDでいずれもハイレゾで配信されていることも、配信で何度も聴き返す要因にもなっていて、今年はその基準も入っています。これが10枚選べれば個性的な選択もできるのですけど、今年はわずか60枚しか買ってないので(厳選はしてますが欲しいものも少なかったでした)、それもなかなか無理かと。特にキース・ジャレットが’18年より演奏できなくなっていたニュースはびっくりしましたけど、そこにこのアルバムが。好みは分かれるでしょうが、私はこういうサウンド、けっこう好きです。3つの順番は特にありません。

今年は7月でホームページのアルバムコメントの手直し作業が終わったし、12月のうちにはECMブログも追いついて毎日更新ではなくなるため、私自身転換点に差し掛かっていると思います。

■From This Place/Pat Metheny(G, Key)(Nonesuch)(輸入盤) - Released 2020. Gwilym Simcock(P), Linda May Han Oh(B, Voice), Antonio Sanchez(Ds) with Meshell Ndegeocello(Vo), Gregoire Maret(Harmonica), Luis Conte(Per) and The Hollywood Studio Symphony, Joel McNeely(Cond) - 1. America Undefined 2. Wide And Far 3. Your Are 4. Same River 5. Pathmaker 6. The Past In Us 7. Everything Explained 8. From This Place 9. Sixty-Six Bonus Track: 11. Love May Take A While

(20/02/25)全曲パット・メセニーの作曲で、ジャズやフュージョンというよりも、76分間、ボーナストラックを含めた壮大なメセニーの叙事詩と言わざるを得ないようなアルバムに仕上がっています。個々のパートのソロを聴けるところも所々にあるけれど、もうこれは一気に聴きとおすためにあるような内容。年齢を経て、ある程度枯れてきたという感じもあるけど、その熟練性が作曲、演奏面の両方に現れています。確かにスゴい曲であり、演奏内容も素晴らしいのだけど、それだけにこのアルバムの完成度はただものではない、と思います。場面によってはオーケストラを入れたり、ゲストを招いたりしているけど、常に、穏やかさを見せつつも前進して今ある姿を見せてくれた、という感じです。もちろんギターを楽しむ聴き方もあり。

■Swallow Tales/John Scofield(G)/Bill Stewart(Ds)/Steve Swallow(B)(ECM 2679)(輸入盤) - Recorded March 2019. - 1. She Was Young 2. Falling Grace 3. Portsmouth Figurations 4. Awful Coffee 5. Eiderdown 6. Hullo Bolinas 7. Away 8. In F 9. Radio

(20/06/07)ジョン・スコフィールド初のECMでのリーダー作で、スティーヴ・スワロウの曲集。おなじみのメロディから少し地味な曲まで取り揃えてあって、演奏を楽しめます。収録時間は53分。持ち込み音源のようで、やや静かな感じの部分もありながら、4ビートの曲も多く、ECMにしては自由でマイペースなジャズっぽいサウンドで魅了します。彼をはじめて知った時は若かったけどもう大ベテランで、落ち着きながらも例のジョン・スコ節でギターを演奏しています。メンバーもいいし、この独特なギターを聴けるだけでも聴く価値はあるのでは。それにしても期待を裏切らないさすがのギター・トリオ。持ち込み音源ながらマンフレート・アイヒャーが出す許可を出したとは、彼もずいぶん丸くなったものです。それにしても曲がいいですね。


■Budapest Concert/Keith Jarrett(P)(ECM 2700/01)(輸入盤) - Recorded July 3, 2016. - 1. Part I 2. Part II 3. Part III 4. Part IV 5. Part V 6. Part VI 7. Part VII 8. Part VIII 9. Part IX 10. Part V 11. Part XI 12. Part XII - Blues 13. It's A Lonesome Old Town 14. Answer Me, My Love

(20/11/15)CD2枚組。収録時間は92分。ハンガリーのプダペストでのライヴ。例によって即興演奏ですが、アンコールと思われる13-14曲目は既成曲。1曲目からいきなりアグレッシヴで無調的な激しいピアノではじまり、ここでの演奏がただものではない入り方です。彼のバルトークへの敬愛のためでしょうか。その後緊張を強いる場面ばかりではなく、いつものように素直な曲もあったり、バラード調もあったりしますが、基本的に他の場面よりは現代音楽的な表現が多めで緊張感高めではないかと思います。なかなか完成度の高い演奏で、ある意味これが基準になる、と書いてあるものもあったりします。ただ、だんだん高度になっていくので、聴く人を選ぶライヴになったかもしれません。ここからさらに高みに行くはずが。


(2)>益満妙iさん

今年は、下の2枚組み 1枚のみ購入。
内容・音質ともに、秀逸です。

■Jim Hall Trio San Francisco 1986

Steve Laspina Bass
Akira Tana Drums

DU 通販買取でCD300枚 断舎離しました。まあまあの金額になりました。
Akira Tanaは、日系アメリカ人、息子さんが神戸にいるみたい。
コロナ前は、よく来日してました。6~7年前だったか、来阪した時に、Jim Hallのアルバムに参加してましたよね?って聞いたら、「うん、そうだったようだな」って半分忘却の彼方でした。ハハハ。



(3)>ゴロピカリさん

■1.ACOUSTIC WEATHER REPORT / クリヤ・マコト
 クリヤ・マコト(p)、納浩一(b)、則竹裕之(ds)
フュージョンのウェザー・リポートを、生楽器のピアノ・トリオで演奏。
まさかこんな風になるとは、ひょっとしたらオリジナルよりいいんじゃないか・・とオドロキ。

■2.LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD / CHRISTIAN McBRIDE
 Christian McBride (b)、Christian Sands (p)、Ulysses Owens, Jr. (ds)

■3.NASKASHII / HELGE LIEN
Helge Lien(p)、Frode Berg(b)、Knut Aalefiaer(ds)
どういうイキサツで買ったのか覚えがないけれど、なぜかタイトルが日本語「NASKASHII・懐かしい」。
素晴らしい!とは言いませんが、何となくいいです。

次点

NOCTURNES & SERENADES / SCOTT HAMILTON
LAST THINGS / SIRIL MALMEDAL HAUGE
GYPSY LAMENT / KEN PEPLOWSKI


(4)>baikinnmannさん

まずは恐縮ながら自身の近況報告です。
どうしても一番はコロナ渦のこととなりますが、何かと制約受けながら、以下恵まれることあり今のところ元気に過ごせています。
転職先が緊急事態宣言でも通常営業(いろいろ感染対策を行いながら)する職種で毎日普通に仕事を行えています。(前職と比べお給料とお休みは減りましたが・・)
また趣味がジャズ聴き・料理(晩酌目的の)・家庭菜園なので外出せずともストレス解消できています。
一番心配したのは、大学4年生の長女の就活。今年はコロナの影響で厳しくなかなか決まらない状況でやきもきさせられましたが、先日漸く自宅から通える職場に内定いただけ安堵できました。
でもやはり、コロナって大変だったよね!と言える日が早く来ると良いですね。
でっ、本題の”ベスト3”、今年で12度目の参加となりますが、宜しくお願い致します。
今年新旧問わず新たに出会った50作品の中からの選出です。

2020年JAZZアルバムベスト3 ♪♪♪
■☆Land & Quiet(Verve/Universal 2019)
伊藤ゴロー (g.programming) 佐藤浩一 (p) 福盛進也 (ds)
角銅真実 (vib.perc.vo) #2,6,7 Robin Dupuy (cello) #2
ボサノヴァユニットnaomi & goroのギタリストとしてなじみがある伊藤ゴローさん、日本の将来を担うピアニストとして注目している佐藤浩一さん、ECMからのリーダー作に驚かされたドラマー福盛進也さんによるユニットLand & Quietの1stアルバム。
このメンバーの取り合わせでどんなサウンドを聴かせてくれるか興味津々でしたが、聴いて凄い??和ジャズもここまで来たかって感じ??
冒頭一曲目からラスト曲まで壮大さ、一体感、躍動感にあふれ、ドラマチック・・また和的な繊細さ、美しさも持ち、心打つサウンドです?

■☆Pat Metheny / From This Place(NONESUCH 2020.2.21 リリース)
Pat Metheny (g. key) Gwilym Simcock (p) Linda May Han Oh (b.voice)
Antonio Sanchez (ds)
Meshell Ndegeocello (vo)#8 Gregoire Maret (hca)#6 Luis Conte (per)
Hollywood Studio Symphony Orchestra
オケ参加でどうなるかと思いましたが、冒頭1曲目から見事に壮大で心に迫る感動的なサウンド。以降も繰り広げられる壮大な音絵巻・・流石です。
好きなピアニストのシムコックが良い働きをしているのも嬉しいところ。
壮大?? 痛快?? 聴いて爽快?? の超大作です。

■☆Tryphonic / Fiction(GoodNessPlus 2018.4録音)
山田貴子 (p) 小美濃悠太 (b) 斉藤 良 (ds)
山田貴子(千葉市出身)、小美濃悠太(1985- 東京生まれ) 、斉藤 良(1978年- 広島生まれ)で結成されたピアノトリオグループTryphonicのファーストアルバム。
冒頭一曲目聴いてこれは凄い、美しくメロディアスなピアノ、骨太で良く歌うベース、繊細で複雑なリズムを正確に刻みながら多彩な表現のドラムス・・この3人が三位一体で織りなす躍動感にあふれるサウンド。
以降もフリーの要素を感じる曲、心に響くバラード曲、硬派でガンガン攻めまくる曲・・などいろいろ盛り沢山で楽しませてくれます。
兎に角、躍動感・推進力に富むトリオ??またスローで聴かせる曲も◎
今から2ndが待ち遠しい・・出来たらスタンダード曲なんかもやって欲しい、素晴らしいトリオの出現です。

次点 ♪♪ ~ともにベスト3と甲乙つけがたい、ポーランド今後期待大の若手の良作です。
★Hania Rani / Home(Gondwana 2019.9)
Hania Rani (p.voice.synths) Ziemowit Klimek (b.moog) #1,2,5,6,10,11,13
Wojciech Warmijak (ds) # 5,6,10,11,13 String Quintet #10
ポーランドのハニャ・ラニ(1990.9.5- 30歳)の最新作。
彼女は、ピアニスト・コンポーザー・ヴォーカリストもこなす才女。
全13曲、すべて彼女のオリジナル・・幻想的でアンビエントで壮大な世界。どこか郷愁誘われる美しくきらめくピアノ、ヴォイスもまるで天使の様に可憐で癒し感たっぷり、聴いて幸せ気分にさせてくれます。

★Kasia Pietrzko Trio / Ephemeral Pleasures(自主制作 2019.11録音)
Kasia Pietrzko (p) Andrzej Święs (b) Piotr Budniak (ds)
1stの「Forthright Stories」が素晴らしかったポーランドの若手女性ピアニスト カシヤ・ピエトルツコ(1994.3.15生まれ26歳)待望の2ndトリオ作。
トリオが三位一体の躍動感で迫ってくるドラマチックで感動的な楽曲5曲と、変幻自在に躍動する即興パフォーマンス5曲。
彼女のピアノは、女性らしく繊細で優美で癒し感大の部分と相反して鋭く攻撃的に迫ってくる部分もあり表現力豊か。どの場面でも瑞々しく躍動感に富み、歌心がありドラマチック。トリオのメンバーの演奏も素晴らしく1st同様アルバムとしての完成度も非常に高い良盤です。

嫁さんのベスト1 ?
★Michel Reis / Short Stories(CAMJAZZ 2019.2録音)
Michel Reis (piano solo)
ルクセンブルク出身のミシェル・レイス、待望のソロ第二弾。
このところJ-POPにハマっていて、ジャズは興味なしとの感ですが、この作品は気に入ってくれたようです。


(5)>Tさん

皆勤賞目指して今年も参加させていただきます。

■1.Beyond The Mirage 日野皓正
去年の12月発売なんで、厳密には今年の新作ではないけど、
見逃していて、今年になって急いで買ったものということで。
 「シティ・コネクション」や「ピラミッド」などと並ぶフュージョン期のヒノテルの名曲である
「スティル・ビー・バップ」をまさかもまさか2020年になって国内現代ジャズ最高の若手ドラマーの
石若駿のリズムで聴けるとは思いもしなかった。
 敢えて奇をてらった構成にすることなく、今の中堅~若手メンバーの意思とノリに委ねたような自然な演奏で、
それが結果的にジャズという音楽に未来と勢いがあった70年代的な自由な空気感で日野を支えてる感じ。
 ギターの加藤一平の演奏もキモで、70年代中期~末にヒノテルの重要なサイドメンであったジョン・スコフィールドを
思わせる存在感を示している。
 なにより、ヒノテルが70年代の先鋭的なジャズへの情熱を失うことなく、石若以下の若手~中堅を巻き込みながら
21世紀の現在までそれを持ち続けていることに感動した。

■2.Irmãos de Fé John Patitucci
もともと2007年にアナログ盤として発売されたもので、それがこの秋にCD発売されたもの。
テーマはブラジル音楽で、ミルトン・ナシメントらの著名なブラジル音楽家の名曲群を
ベース、ギター、ドラムのシンプルなトリオでカヴァー。
ジョンパティとブラジル音楽といえば、90年代のGRP時代にジョアン・ボスコをゲストに迎えた
ブラジル音楽集のような作品をリリースしていたが、それをもっと純化させたというか、
ジャンルを超えた自分のベースに対する想いをブラジル音楽に昇華させて演奏したようなピュアな印象。
基本コントラバスがメインで一部6弦のエレクトリックベースも使用している。
イスラエル出身というギタリストのサポートも素晴らしい。

■3.Jackets Xl Yellowjackets + WDR Big Band
WDRビッグバンドとの共演で過去の人気曲をリテイクしたホヤホヤの最新作。
フュージョンからコンテンポラリー・ジャズバンドヘ生まれ変わる時に重要な役割を果たしたボブ・ミンツァーは
ジャコのビッグバンドのバンマスで、リーダのラッセル・フェランテは近年の貞夫さんのビッグバンドのスコアも担当してるなど、
ビッグバンドの扱いには手慣れた人が2人もいるので、こういう企画はおてのもの。
 それでいて、マンネリ感のようなものを感じさせないのは、若手ベーシストと二代目ドラマーであるウィル・ケネディーのリズムに
シャキッとしたキレがあるから。
 ビッグバンドの芳醇なアンサンブルと新鮮なリズムで生き返った「ダウンタウン」「マイル・ハイ」「リベレーション」などを聴いてると、
自分が最初にそれらを聴いた頃のことを思い出して、まさか当時このグループを30年以上も聴き続けることになるとは夢にも思わなかっただろうなと。


(6)>ねひつじさん

ベスト3を選ぶにあたって「今年何を聴いたかな」と
ブログを手繰って確認しました。
こういう時の忘備録としてブログは便利ですね。
例によって、過去の作品ばかりですがよろしくお願いします。

2020年ベスト3

■① Woody Herman and The Thundering Herd
 with The Houston Symphony Orchestra / Children Of Lima (Fantasy・1974~75)

 メンバーが若返って復活したウディ・ハーマン楽団と、ヒューストン交響楽団のコラボ。
 こういう作品があるとは知りませんでした。
 1曲目の18分に及ぶ「Variation On a Scene」がとにかく壮大で圧巻!

■② Bill Lee / She's Gotta Have It!(Island・1985~86)LP

 スパイク・リー監督の長編映画第一作のサントラ。
 父君のベーシスト、ビル・リーによる作曲でハロルド・ヴィック、スタンリー・カウエルや
 シダー・ウォルトンら渋いメンバーが揃って、とてもチャーミングなジャズを演奏しています。

■③ Bob Brookmeyer / Through A Looking Glass (Finesse・1981)LP

 ボブ・ブルックマイヤーのアレンジはどうも堅苦しくてあまり好みでない場合が多いのですが、
 メル・ルイスのドラムやジム・マクニーリーのピアノとのバランスが良く、トロンボーンの多重録音も面白いです。


(7)>A.tomyさん

決めました!が、今年は2枚。しかも、下半期からのみ。

■「SOME OTHER TIME / Bill Evans」(Resonance)
持論「ベースが元気だと、ジャズは愉しい♪」を地で行くMPSサウンド。ヘンな曲「Walkin' Up」がお気に入り♪

■「ECHO / Paul Bley with Masahiko Togashi」(Sony)
碁盤を挟んで対峙する二人。遠雷が鳴り響き、小雨が舞い散る。やがて陽が差し込み、小鳥が囀る。そんな音風景。


(8)>madameさん

■1. Congo Blue / 八木隆幸トリオ

ジャズ東京が10周年記念で発表した、八木隆幸トリオ。録音はダイレクトカッテイング。
演奏も音も素晴らしい。ストレートアヘッドなジャズ、ホント、ダイレクトに迫ってきます。
ピアノは八木隆幸、バックのベース、伊東勇司 骨太で力強いべース、
ドラムは二本松義史。今が旬そのもの、スティックさばきも小気味よくリズムが響く。
オリジナルナンバーで、マッコイ節が出てくるのもワクワク。
この3者一体となっての、キレッキレの演奏です。文句なく、ジャズ!を楽しめる1枚。

■2.It Don’t Mean A Thing by Simone Kopmajer

Simone Kopmajer,オーストラリア出身のジャズシンガー。なかなかいいです。
彼女の最近のアルバム、何枚か聞いていてどれもいいので、迷いましたがこれ。
ワンホーン入りのカルテットをバックに、スイング感とジャズクラブのゴージャズ感を
堪能させてくれます。これも我々の年代がイメージする、ジャズ!そのもの。
What a Difference A Day Made、エスター・フィリップスでお気に入りで何度も聞いていた
この曲は嬉しかった。

■3.ACCEPTANCE / BILLY CHILDS

Billy Childs、気になるピアニスト。現代のジャズの要素をしっかり自分のオリジナルとして
表現。それでいて従来モダンジャズの要素もある。
1番のお気に入りは、Leimert Park スリリングで疾走感あふれ、そのリズムとテンポに
心地よく乗れます。その他の曲調は、様々にいろんなカラーがあり、それぞれに興味深い。
Do You Know My Name?ボーカル入りですが途中、インストとしても聞きごたえあります。
It Never Entered My Mind ロマンチックです。彼なりの一味を加えて。
いろんな場面、曲調で見せる彼のフレーズがやはりいい。またLiveで聞きたいピアノ。

今年は色々聞かず、好きなものをじっくり聞いて楽しんだ感があります。本当に気に入っているもの。
本来はこういう聞き方をしていたな、と思います。チョイスしたアルバムも、私にとってのジャズの原点。


(9)>oza。さん

例年通り順番をつけないで3枚と、特別賞を1枚挙げています。

"Time Remembered" 須川崇志 Banksia Trio
(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/473722748.html )
須川崇志(B)、林正樹(P)、石若駿(Ds)


"Angular Blues" Wolfgang Muthspiel
(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/475116027.html )
Wolfgang Muthspiel(G)、Scott Colley(B)、Brian Blade(Ds)


"Data Lords" Maria Schneider
(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/477963114.html )
Maria Schneider Orchestra 2枚組の大作。


[特別賞]
Aubrey Johnson "Unravelled"
(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/473722845.html )
今年2月に逝去されたLyle Maysの最後の音楽関連の仕事。追悼を込めて


(10)>Suzuckさん

2020年のベスト3に参加いたします!

■1. 『Budapest Concert / Keith Jarrett』 / Budapest_concert_20201228155401

全編、即興演奏のお手本のような演奏が並ぶ。

人間の持つ様々な感情(喜怒哀楽)に結びつく音が、細胞に潜り込んで刺激を与える凄さ。

■2. 『From This Place / Pat Methen』 / From_this_place_20201228155401

共演を重ねた阿吽のカルテットの演奏に、新鮮さやスケール感を求めオーケストレーションを加え、ピンポイントで彩るゲストを迎えた彼の理想郷の音風景。
完璧主義者パット・メセニーの音楽人生の集大成ともいえる豪華盤、心を奪われ続ける大スペクタル。

■3. 『L’equilibrio di Nash / Roberto Cipelli with Paolo Fresu』 Lequilibrio_di_nash_20201228155401

年の瀬にやっと届いた見逃し盤。二人のストレートな歌心が素晴らしい。フレスの歌心がたまりません。

私にしては、、珍しく、超メジャーな方たちがベスト3に入ってきました。

(11)>ドラさん

選考後記

今年はコロナに振り回された年でした。
ライブ・ハウスやCDショップに行けず新譜をほとんど聴けなかった。
代わりにビック・バンドのスイング・ジャズを聴き、バンドの専属歌手の歌も聴いた。
お蔭で古い良い曲にもまた出会うことが出来ました。
旧譜にも選びたい作品はあったけれど迷いが大きくなるので新譜に決めました。

*ウォレス・ルーニー(tp)はコロナで亡くなったこともあってその功績を残したかったです。
*ハリー・アレン(ts)はその古い良い曲探しでお気に入りになった「There's A Small Hotel」が収録されていたこととスタンダード作品集の聴き易さで選びました。
*ジョン・スコフィールド(g)は910さんが「ベスト3」に上げていてどうしても聴きたいと思いました。このギター・トリオが素晴らしかったです。

■WALLACE RONEY QUINTET / BLUE DAWN-BLUE NIGHTS
wallace roney(tp), emilio modeste(ts,ss),
oscar williams 2(p), paul cuffari(b), kojo odu roney(ds)(1,4,6,7,8),
lenny white(ds)(1,2,3,5), quintin zoto(g)(1,3,5)
2019/HighNote/

1 Bookendz (W.Linsey)
2 Why Should There Be Stars (K.L.Durham/B.Rhode)
3 Wolfbane (L.White)
4 New Breed (D.Liebman)
5 Don't Stop Me Now (S.Lukather/D.Paich)
6 In A Dark Room (O.Williams 2)
7 Venus Rising (E.Modeste)
8 Elliptical (E.Modeste)

ブルーなジャケット、久々にウォレス・ルーニー(tp)の作品が目に入りました。
1960年生まれの現在59歳、ペンシルベニア州フィラデルフィア出身でバークリーにも通っています。
マイルス・デイビスに最も近いですが元々はクラーク・テリー派のトランぺッターです。
トニー・ウィリアムス・クインテットへの入団で知られるようになりました。
ウォレスは実力がありながらマイルス・デイビスにあまりに近いので損をした時期がありました。
でも今ではそんなことを気にする人はいないと思います。
ウォレスのミュート・トランペットの素晴らしさは群を抜いているからです。

今作はよく知られたレニー・ホワイト(ds)以外は次世代を担う若手を起用しているようです。
いつの時代もベテランは新人を育てる義務がありますね。
全8曲に自身のオリジナルはないけどその代わりメンバーのオリジナルを4曲取り上げています。
新世代を目指すストレートなジャズ・サウンドは緊張感溢れるスリリングな展開で楽しめました。
ベスト・トラックにはデイヴ・リーブマン(ts)の(4)「New Breed」を上げておきます。
ウォレスの素晴らしいミュート・トランペットはここでも輝きを放っています。
続くサックスのエミリオ・モデステとピアノのオスカー・ウィリアムスⅡにも注目しました。
レニー・ホワイトの(3)「Wolfbane」はいかにもドラマーらしいリズムが面白いトラックで秀逸です。

■DAVE BLENKHORN & HARRY ALLEN / UNDER A BLANKET OF BLUE
dave blenkhorn(g), harry allen(ts)
2020/GAC Records/

1 There's A Small Hotel (R.Rodgers/L.Hart)
2 We'll Be Together Again (C.T.Fischer/F.Laine)
3 Dindi (A.C.Jobim)
4 Bewitched, Bothered And Bewildered (R.Rodgers/L.Hart)
5 Under A Blanket Of Blue (J.Livingston/M.Symes/A.J.Nelburg)
6 Street Of Dreams (V.Young/S.M.Lewis)
7 La Mer (C.Trenet)
8 Imagination (J.V.Heusen/J.Burke)
9 The Bloody Happy Song (H.Allen)
10 Solitude (D.Ellington/E.Delange/I.Mills)

古い良い曲探しでお気に入りのロジャース&ハートの「There's A Small Hotel」をここで見つけた。
何という偶然なのか、不思議なものですね・・・聴きたいと思っていると向こうからやってくる。

今作はギターとテナー・サックスのデュオ作品で全10曲は落ち着いたスタンダードが中心です。
ギタリストのデイヴ・ブレンクホーンは初見、オーストラリア出身で現在はヨーロッパで活躍中とあります。
ご存知ハリー・アレン(ts)は多作家で有名、スコット・ハミルトン(ts)を継ぐ安心感、安定感の持ち主です。
家でのんびりとBGMで流すには最適でゆったりとリラックスした演奏が聴けました。
表題曲の「Under A Blanket Of Blue」や「Street Of Dreams」もめったに聴けない古い曲です。

久し振りの新譜紹介だけどコロナ禍でアメリカとフランスをオンラインで繋いでのレコーディングです。
これからはこういう形が増えてくるのかも知れませんね。

■JOHN SCOFIELD TRIO / SWALLOW TALES
john scofield(g), steve swallow(b), bill stewart(ds)
2020/ECM/

1 She Was Young
2 Falling Grace
3 Portsmouth Figurations
4 Awful Coffee
5 Eiderdown
6 Hullo Bolinas
7 Away
8 In F
9 Radio

今作はKさんが「今年のベスト3」に上げた一枚です。
何となく勘が働いてこれは絶対に聴いてみたいと思いました。
予想はバッチリ大当たりでした・・・今作は良かったです。
作曲家としての評価も高いスティーヴ・スワロー(b)の曲をギター・トリオで演奏する。
ジョン・スコフィールド(g)の目の付け所も流石だけど内容も素晴らしかったです。
ジョンスコの魅力は武骨さとある種のくどさ、そして色気だと思っています。
それが年齢と共に枯れてきていい感じの味わいになってきました。
三位一体のギター・トリオ盤は一級品・・・3者が醸し出す雰囲気は最高です。


(12)>WAKAさん

コロナ渦の影響によりライブに行くこともめっきり減ってしまい、CD購入も実店舗より通販が中心でした。
数少ないライブの中ではやはり大石学さん(吉祥寺Sometime&池袋Apple Jump)、コトリンゴさん(大手町三井ホール)のパフォーマンスが素晴らしかった。
Body&Soulでの土岐英史さん&片倉真由子さんのデュオも忘れられません。

また今までシアターライブ以外では一切映像を出してこなかった山下達郎さんが、初の配信ライブを行った事も印象的でした。(7月&12月)
生ライブだけでなく配信ライブでも最高の音質を追求する達郎さんの愚直な姿勢に感激、来年は通常のホールツアーが開催出来る状況になる事を願うばかりです。

こんな世の中ですから知らず知らずのうちにストレスが蓄積されていたようで、刺激的なものよりどこか癒やしを与えてくれるような音楽を聴いていました。
そんなベスト3は以下の通りです。

■①Duet/Doris Day&Andre Previn(Sony Music A8552)1961年録音

・Doris Day(ボーカル)
・Andre Previn(ピアノ)
・Red Mitchell(ベース)
・Frank Capp(ドラムス)

Doris Dayの歌声は素朴で心に染み渡るようです。もちろん名前は以前から知っていましたが、山下達郎さんのFM番組「サンデーソングブック」でこのCDを聴いて即購入しました。
スタンダードも良いですが「Yes」や「Remind Me」等のあまり知らない曲がむしろ耳に残ります。
Andre Previnの伴奏がDoris Dayに静かに寄り添っていて本当に美しい。

複雑なアレンジや技巧は一切ありませんが、だからこそ録音から60年近く経った今でも人の心を打つのかも知れません。

■②Will/若井優也トリオ(Body&Soul BSJS-004)2019年録音

・若井優也(ピアノ)
・楠井五月(ベース)
・石若駿(ドラムス)

Body&Soulでのライブ録音。このトリオは素晴らしい!3人がお互いに刺激し合い、その相乗効果で演奏がどんどん躍動していく様子が手に取るようにわかります。
選曲もショパン、ビル・エバンス、シダー・ウォルトン、デューク・ピアソン、オリジナル等様々でとても楽しい。
中でもソロピアノで演奏されるビル・エバンスの「Children’s Play Song」は若井さんの美しいピアノの音色と見事な構成力に引き込まれる珠玉の演奏です。

2021年はぜひライブに行きたいミュージシャンのお一人です。

■③Look for the Silver Lining/Phil Dwyer&Don Thompson(Triplet Records TR1017-2)2013年録音

・Phil Dwyer(テナーサックス)
・Don Thompson(ピアノ)

カナダのジャズは独特の気品があって好きなので、良さそうのを見つけてはちょくちょく買っています。
Don ThompsonはJim Hall、George Shearing、Paul Desmond等との共演でも知られているベテランですが、ここでのピアノは表現が多彩で素晴らしい!
曲も「If I were a Bell」「You and the Night and the Music」「I'll Be Around」等スタンダードばかりですが、どれも奇をてらっていない素直な演奏でじっくりと聴き入ってしまいます。
「Autumn Nocturne」でのPhil Dwyerのメロディーの歌い上げ方がロマンチック。

今の季節に聴くと心が温かくなること間違い無しの良いデュオ・アルバムです。

※番外編(添付YouTubeリンク)
LADYBUG/緑黄色社会(THE FIRST TAKE FES)2020年

去年からはまっているバンド「緑黄色社会」の新曲です。
1曲目は比較的ポップな「Mela!」でこれも良いのですが、注目は2曲目の「LADYBUG」。
結構複雑な事をやっている様に思いますが、軽々と歌いこなす長屋さんのボーカル、躍動感溢れるバンドメンバー皆素晴らしい。
かなりメジャーになってきましたが、どうかこの熱量を失わずますます進化してほしいバンドです。


(13)>GAKOさん

【今年の総括】
 なんともはやの「コロナ禍」で,どうなるかと思いましたが,月一度のCD屋通いは,
予防しながら続けることができました。そんなわけで,新譜を中心に,64枚ばかり。
いつも通りのオーソドックスなジャズがほとんどですが,その中では,ヨーロッパの
ミュージシャンのアルバムが多かったかもしれません。ジャズという音楽が,しっかり世界
中に根付き,世界のいろんな伝統的な音楽ともむずびついてきているからでしょうか。
そんなことを強く感じた一年でした。
 それでは,「ベスト3」です。なお,コメントは,「今週のアルバム」で使ったものを
流用しています。(一部,改変していますが)

■* Martial Solal & Dave Liebman “Masters In Paris” (Sunnyside, SSC 1551)
   Martial Solal(p), Dave Liebman(ss, ts).
   Rec. Oct. 29, 2016, live at Radio France Studio 104, Concert Jazz sur le Vif, Paris.
   (1)A Night In Tunisia (2)Stella By Starlight (3)In And Out (4)Night And Day
   (5)Small One (6)Satin Doll (7)Summertime (8)What Is This Thing Called Love
   (9)Coming Yesterday

   Martial Solal と Dave Liebman の大ベテランのアルバムで,2018年の「ベスト3」
  に挙げた “Masters In Bordeaux” の続編というべき 2 ヶ月後のライブで,その間も
  ヨーロッパ各地でデュオで演奏していたらしい。それだけに,より一層お互いの密度が
  濃くなっている。それだけに,斬新かつ刺激的な解釈で演奏されるスタンダードは,よ
  り自由に,大胆なお互いのソロを生み出す素材になっているようだ。


■* Alfio Origlio, Noé Reine “The Island” (自主制作)
   Alfio Origlio(p), Noé Reine(ac-g, 12st.g, sazbass).
   Rec.
   (1)Medusa (2)Absyrations (3)Sacha (4)Amazonia (5)Squirrel
   (6)The Persistence Of Memory (7)Imaginary World (8)The Other Side Of The Ocean

    フランスのピアニストと新鋭ギタリストのデュオ・アルバム。(2). (3), (4) が
   Origlio のオリジナルの他は,Noé Reine のオリジナルで占められる。クラシックか
   らジプシー音楽を経てジャズへと幅を広げてきたという Noé Reine のギターは,確
   かにそういうヨーロッパ音楽に裏打ちされたものだ。抒情的であり,情熱的でもあ
   る。そこに絡む Origlio のジャズとクラシックを併せ持つようなピアノ。


■* The Mark Masters Ensemble “Night Talk - The Alec Wilder Song book” (Capri, 74162-2)
   Gary Smulyan(bs), Bob Summers(tp), Don Shelton(as, fl), Jerry Plnter(ts, ss),
   Dave Woodley(tb), Ed Czach(p), Putter Smith(b), Kendall Kay(ds).
   Rec. Dec. 2, 2018.
   (1)You're Free (2)Don't Deny (3)Ellen (4)Moon And Sand (5)Baggage Room Blues
   (6)I Like It Here (7)Night Talk (8)Lovers And Losers (9)I'll Be Around

     辛辣な批評家でもある Alec Wilder の曲を Mark Masters がアレンジしたもの
    を Gary Smulyan をはじめとする 8 人編成のバンドで演奏したもの。中心は,
    “featuring Gary Smulyan” とあるように,Gary Smulyan だが,他のメンバーも
    アンサンブルにソロにいい仕事をしている。Smulyan のバリトンは,いつも通りの
    軽さと重さを併せ持ったような,流麗なソロを聴かせてくれる。

 次点としては,最後の録音ではないようだが,大ベテランの遺作というべき,2枚。
* Harold Mabern “Mabern Plays Mabern” (Smoke Sessions, SSR-2001)
   Steve Davis(tb), Vincent Herring(as), Eric Alexander(ts), Harold Mabern(p),
    John Webber(b), Joe Farnsworth(ds).
   Rec. Jan. 5, 6 & 7, 2018, live at Smoke Jazz and Supper Club, NYC.
   (1)Mr.Johnson (2)The Iron Man (3)Lover Man (4)The Lyrical Cole-Man
   (5)Edward Lee (6)It's Magic (7)The Beehive (8)Rakin' and Scrapin'

     2019 年 9 月に亡くなった Harold Mabern の追悼盤。亡くなる頃にも,Smoke
    Jazz Club でのライブの予定が入っていたが,これは,1 年前の 2018 年に出演し
    た折のライブで,Eric Alexander を含むいつものメンバーに Steve Davis,
    Vincent Herring が加わって三管編成。(1), (4),(5),(7),(8) と Mabern の
    オリジナル 5 曲に,Alexander の (2),スタンダード 2 曲という選曲で,翌年に
    亡くなってしまうとは信じられない Harold Mabern の元気いっぱい,かつジャズ
    の王道を行く演奏が聴かれる。メンバーのソロも堂々としたもの。バラードの (3)
    での Steve Davis, Vincent Herring や (6) での Eric Alexander もお見事。3 日
    間のライブだったのだから,まだ録音残っているんじゃないかな。もっと聴きたいよぉ。


* Jimmy Heath  “Love Letter” (Verve, 00602507126704)
   Jimmy Heath(ts, ss : 3), Kenny Barron(p), David Wong(b), Lewis Nash(ds),
   Monte Croft(vib : 2, 3,6, 7), Russell Malone(g : 2, 3, 6, 7),
   Wynton Marsalis(tp : 4), Gregory Porter(vo : 5), Cécile McLorin Salvant(vo : 2).
   Rec. Oct. 23 & 24, Nov. 21, 22, Dec. 4, 2019.
   (1)Ballad From Upper Neighbors Suite (2)Left Alone (3)Inside Your Heart
   (4)La Mesha (5)Don't Misunderstand (6)Con Alma (7)Fashion Or Passion
   (8)Don't Explain

    2020 年 1 月 19 日に亡くなった Jimmy Heath。その 1 ヶ月ほど前に行った最後
   の録音を含むアルバムだ。さすがに,アップ・テンポのものはないが,ミディアムか
   らスロー・バラードでの 93 歳とは思えぬ若々しく,情感のこもった演奏には,聴き
   惚れてしまう。Kenny Barron 以下の他のメンバーもしっかり Jimmy Heath への敬意
   を持ってソロにサポートに力を注いでいる。
    参加しているゲストの中では,《Left Alone》 で歌う Cécile McLorin Salvant
   が素敵な雰囲気を醸し出す。
    タイトルにあるように,まさに,ジャズ・ファンの私たちへの最後の LOVE LETTER だ。

 以上,今年の「ベスト3」でした。


(14)>TAKASHIさん

■1.Ethel Ennis - Eyes for You(Rca Victor, USA, 1964)
 ダウンロードで購入
 George Duvivier(b), Osie Johnson(ds), Walt Namuth(g)
 Jimmy Jones(p), Jimmy Wells(vib)

エセル・エニスのベスト・アルバムは、デビューアルバムの
「Lullabies for Losers」だと勝手に思い込んでいました。
Angel Eyes好きのJAZZ友から以前進められたのを思い出して
聴いてみたら、良いんですよ、これが!
特にLPでいうとB面が身もだえするほど痺れます。
このアルバムがCDで復刻していないのは不思議だ。

■2.Kate Wadey-Moon Song(Kate Wadey, AUS,2019)

 オーストラリアのヴォーカリスト
 歌もバックの演奏も良い、次のアルバムが楽しみ。

■3.Bruno Marini Trio - Love Me or Leave Me(CALIGOLA, ITA,1988)

Bruno Marini (bs), Charlie Cinelli (b), Alberto Olivieri (ds)

イタリアのバリトン奏者ブルーノ・マリーニのアルバムがやっと復刻
 今年の復刻大賞です。


(15)>kita3さん

ご無沙汰しております。今年もまぜてください~!1年の振り返りには、紅白とおんなじ位に、ドラさんの掲示板は欠かせず、今日の午後半日使って今年の10枚(!)選びました。よろしくお願いします。相変わらず旧譜中心に聞いており、今年はメルカリからもせっせとCD買うようになっていますが、今年の10枚は新品で買った物を中心にセレクトしました。

■第1位 George Robert&Kenny Barron/The Good Life(すっかり見落としていましたゴールデンコンビ。さすがの1枚!George Robertは再発見で結構今年聞きました!)
■第2位 Lorenzo Cominoli& Roberto Olzer/Timeline (コロナの年というわけではありませんが、1位と似た路線でしんみり響きました!)
■第3位 Jeremy Pelt/The Art of Intimacy, Vol.1(おいおいどうしたといった感じで、またまたしんみり系。でもやっぱりこれも良かったです!)
〇第4位 Bill Laurance& WDR Big Band/Live At The Philharmonie Cologne(WDR Big Bandの流れで購入。こんなの生で聞けたらな~!)
〇第5位 J-Squad(毎日10時のニュースで聞いていたはずなのに、こんなにかっこいいとは!正しく「ヒューッ」でした!)
〇第6位 Marcus Miller/Laid Black(前作がパッとしなかったのですが、どっこい、まだまだカッコ良かったです!待ってましたの1枚。)
〇第7位 Ameen Saleem/The Groove Lab(初買い。カッコいいつながりの本作。こういうCDがまだ出てるんだと嬉しくなりました!)
〇第8位 U-Nam/Back From The 80s(もうカッコいいと来れば今年はこれで決まり!ノリノリです!)
〇第9位 Maria Schneider/The Thompson Fields(結構マリア・シュナイダー持っているのですが、もしかして本作が一番いいかも?!)
〇第10位 Brad Mehldauの2020パリのビートルズ(1位にしたい位ですが。。。)


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